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韓国人初! 女子ホッケーのオム・スヨンが米大学1部リーグ入り

韓国人初! 女子ホッケーのオム・スヨンが米大学1部リーグ入り

Posted May. 13, 2020 07:29,   

Updated May. 13, 2020 07:29

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女子高生として2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪女子アイスホッケー・南北合同チームの1セットのDFとして活躍したオク・スヨン(19・写真)が、韓国の女子アイスホッケー選手では初めて米国大学1部リーグ進出を果たした。

12日、大韓アイスホッケー協会によると、オム・スヨンはニューヨークにあるセントローレンス大学にアイスホッケー選手特別選抜枠で進学した。新型コロナウィルスの感染拡大で流動的ではあるが、予定通り9月に入学すれば、韓国女子アイスホッケー歴史に新しいページを刻む。小中高校はもちろんのこと、大学まで入れて正式なチーム一つない国内の劣悪な環境を考えると奇跡に近い出来事だ。

これまでカナダの大学1部リーグに進出した例はあった。平昌五輪でGKとして活躍したシン・ソジョン(引退)がカナダ大学1部リーグのセント・フランシス・ゼイビア・カレッジで活躍しており、代表チームの主砲パク・ジョンアもカナダのサスカチュワアン大学にスカウトされた。しかし、カナダよりレベルが高いと評価される米国1部リーグ進出はオム・スヨンが初めて。

アイスホッケー選手だった実兄に連れられてスケートを滑り始めたオム・スヨンは、子供の時から才能を見込まれた。DF出身のサラ・マレー元韓国大法監督(カナダ)もオム・スヨンの才能を見抜き、ワンツーマンで指導するなど成長をサポートした。大韓アイスホッケー協会は、2015年にオム・スヨンをカナダのオンタリオ州コーンウォールにあるアイスホッケー専門教育機関であるオンタリオホッケー・アカデミー(OHA)に派遣するなど、全幅的に支援した。オム・ションは、高校の教育カリキュラムまで備えているOHAを卒業した後は大学に進学することになる。

大学ではビジネスを専攻する予定のオム・スヨンは、「運動だけでなく勉強も頑張るつもり。米大学1部リーグという夢を叶えたことに満足せず、さらなる高みを目指したい」を語った。


李憲宰 uni@donga.com