
メジャーリーグ殿堂入りしたが、今は葬儀業者として第二の人生を過ごしているアンドレ―・ドーソン氏(66)が最近、新型コロナウィルスで久々に注目を浴びている。AP通信は1日、「MLBのスターだったが、最近コロナでマスクを着用している彼の顔を見分けるのは容易でない」とドーソンの近況を伝えた。
米国フロリダ州マイアミでパラダイス・メモリアル葬儀式場を運営しているドーソン氏は同日、新型コロナウィルスで亡くなった6人の最期を見送った。ドーソン氏は、「遺族が通常通り追悼できなくなったので悲しい。コロナがなければ、こんなこともなかっただろう」と悲痛な思いを語った。
米国は1日までに109万人を超える感染者が発生し、6万3000人以上が死亡した。溢れる死者を収容しきれず、ニューヨーク市では遺体を積んだまま放置されたトラックも見つかっている。ドーソン氏は、「こういう人たちを見るたびに胸が痛む」と話した。
外野手出身のドーソン氏は1975年にモントリオール(ワシントン・ナショナルズの前身)に指名されてメジャーリーグにデビューした。その後、シカゴ・カブスやボストン・レッドソックスなどで活躍しながら打率.279、438本塁打、314盗塁を記録した。1987年にカブス所属でナショナルリーグ最優秀投手にも選ばれた。1996年に引退し、2010年に殿堂入りした。
金培中 wanted@donga.com






