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来月の韓米統合国防対話、戦作権移管時期巡り攻防の見通し

来月の韓米統合国防対話、戦作権移管時期巡り攻防の見通し

Posted April. 25, 2026 09:46,   

Updated April. 25, 2026 09:46


韓国軍当局が来月開かれる韓米統合国防対話(KIDD)で、在韓米軍のブランソン司令官が提示した2029年1~3月の戦時作戦統制権(戦作権)移管時期を受け入れることは難しいとの立場を伝える方針であることが分かった。今回の会議では移管時期の前倒しを目指す韓国と、29年1~3月を維持しようとする米国との間で熾烈な「綱引き」が続くとの見方が出ている。

24日、韓国政府関係者によると、韓米は来月中旬に米ワシントンでKIDDを開催する予定だ。この場で韓国政府はブランソン氏のタイムスケジュールを受け入れることはできないとの立場を示すとともに、戦作権移管時期を最大限早めるべきだとの考えを明確にする方針だという。

これに先立ち、韓米が随時進めてきた戦作権移管協議の過程でも、米国側は29年第1四半期を条件達成時期として繰り返し言及してきたという。そのたびに韓国側は、29年第1四半期を目標とすれば両国首脳の政治的決断や最終合意を経て、実際の移管に至るまでさらに時間がかかるとして難色を示してきた。韓国側は時期を特定せず、29年第1四半期よりも早い時期に移管すべきだとの立場を米国側に伝えてきたという。

韓国政府関係者は「非公開協議で米国側が29年第1四半期に言及したことと、ブランソン氏が公の場で時期を示したことは次元が異なる」とし、「韓米が合意していない29年第1四半期というタイムスケジュールが公式化されるような雰囲気が広がっており懸念される」と述べた。双方が合意していない段階では具体的な時期を公表しないとの共通認識があったにもかかわらず、ブランソン氏が先に時期を公表したという指摘だ。

韓国軍当局は、韓米間の最上位軍事協議体である安保協議(SCM)が今年10~11月に開催され、韓米間の合意通りであれば同協議で移管目標年が示される見通しであることから、SCMに向けた事前協議の性格を持つKIDDで時期を巡る隔たりを可能な限り縮める方針だ。韓国軍関係者は「来月のKIDDと下半期にSCM前にソウルで開かれるKIDDが最終調整の分水嶺になる」とし、「現政権の任期内に安定的な移管が可能な時期を導き出す」と述べた。