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北京モーターショーでベール脱いだ「アイオニックV」

北京モーターショーでベール脱いだ「アイオニックV」

Posted April. 25, 2026 09:46,   

Updated April. 25, 2026 09:46


24日、中国北京市順義区で世界最大級の自動車展示会「2026北京モーターショー(オートチャイナ2026)」が開幕した。サッカー場50個分に相当する展示面積(38万平方メートル)に、世界の自動車メーカーが披露した1451台の車両が来場者を迎えた。今年は電気自動車を前面に打ち出した中国ブランドが先端技術を誇示する中、韓国や欧州メーカーは現地化戦略で反撃に乗り出した。

この日、中国ブランドのジーカーの会場では、高級ハイブリッドSUV「8X」が展示された。8Xは静止状態から時速100キロに達する時間(ゼロ百)が2.96秒で、ドイツのポルシェやBMWの同級モデルを上回るとメーカー側が説明した。BYDの高級ブランド「方程豹」も新型セダンシリーズ「方程S」や量産型スポーツカーのコンセプトモデル「フォーミュラX」などを公開し、高級化を強調した。

中国メーカーは激しい競争を通じて国内市場シェアを約70%まで引き上げ、海外市場にも目を向けている。米イラン戦争の影響で国際原油価格が高騰し、中国が優位にある電気自動車の需要が高まっていることも追い風だ。わずか6分でフル充電が可能な「第3世代リン酸鉄リチウム(LFP)電池」を公開した世界最大の電池メーカーCATLなど、中国の強固なEV供給網も強みとされる。

中国市場で苦戦が続く韓国・欧州勢は現地化を前面に押し出した。現代(ヒョンデ)自動車は同日、EVブランド「アイオニック」の中国量産モデル「アイオニックV」を初公開した。ステージに登場した車体は中国で好まれる金色を採用。CATLとの技術協力で開発した電池を搭載し、中国の自動運転企業モメンタと共同開発した先進運転支援システム(ADAS)を適用した。同日の現代自動車ブースには曾毓群CATL会長が出席し、モメンタの曹旭東最高経営責任者(CEO)が発表に立った。ホセ・ムニョス現代自動車社長は「中国は世界最大の自動車市場であり、グローバル競争力を確保するにはここで競争力を証明しなければならない」とし、「アイオニックVを皮切りに今後5年間で20の新モデルを投入する」と述べた。

ドイツのフォルクスワーゲンは中国EV企業シャオペンと協業した「ID.UNYX 09」を公開した。ロイター通信は、フォルクスワーゲンが従来の内燃機関中心のイメージから脱却し、中国市場に特化した電気自動車メーカーとしての地位確立を図っていると報じた。オリバー・ブルーメCEOは「今回の展示を通じ、私たちが中国に戻ってきたというメッセージを明確に伝える」と語った。


金喆仲 tnf@donga.com