Go to contents

サンダース氏がネバダ州で圧倒的勝利

Posted February. 24, 2020 08:54,   

Updated February. 24, 2020 08:54


米国のバーニー・サンダース上院議員が22日、民主党の大統領候補者選びで、第3戦となるネバダ州の党員集会で圧勝を収め、「最有力候補」の地位を固めつつある。一方、「ダークホース」として急浮上したピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長は大差で3位に押し出され、2大構図は弱まった。

CNNやワシントン・ポストによると、サンダース氏は開票が49.8%だった午前1時(東部基準)の時点で46.6%の得票率で1位を占めた。サンダース氏は2位のジョー・バイデン前副大統領(19.2%)を大きくリードし、早々に勝利を確定した。36人の代議員が関わっているネバダ州は、2016年の民主党の大統領候補者選びで、ヒラリー・クリントン候補が53%を得票し、サンダース氏(47%)に勝った所だ。

 

この地域はヒスパニック、黒人、アジア系が全人口のそれぞれ30%、10%、9%を占める。白人が多数だったアイオワ州やニューハンプシャー州とは違って、有色人種の有権者の考えを確認できる地域という点で関心を集めた。今回の投票で、ヒスパニック有権者の半分以上がサンダース氏を支持したことが分かった。

 

サンダース氏はまた、65歳以上を除くすべての年齢層で圧倒的な支持を受け、「メディケア ・フォー・オール(国民皆保険)」に賛成する有権者が全体の54%にのぼった。政策と人種、年齢層別に等しく支持を受けたのだ。サンダース氏は、「私たちは黒人と白人、ラテン系とアジアンまですべての人々を一つに集めている」とし、「この連合はネバダだけではなく、この国を席巻する」と述べた。

これに先立ち、2度の党員集会で惨敗したバイデン氏は同日2位になり、今後のレースを継続する動力を再び確保した。一方、同性愛者であるブティジェッジ氏は保守指向が強いヒスパニックと黒人有権者に背を向けられて3位になり、票の拡張に限界を露呈した。エリザベス・ウォーレン上院議員(4位)とエイミー・クロブシャー上院議員(5位)は下位圏に押し出され、今後の大統領選レースに赤信号が灯った。

 

勝機をつかんだサンダース氏をめぐって、民主党内では悩みが大きくなるムードだ。サンダース氏が大統領選候補になれば、トランプ大統領と共和党が、サンダース氏に「社会主義者」の烙印を押すネガティブ・キャンペーン攻勢をしかけることは明らかで、そうなると本戦勝利が確信できなくなるためだ。そのうえ、ロシアがトランプ氏の再選を助けるために「最も容易な相手」であるサンダース氏を支援しているという疑惑まで起こっている。トランプ氏は同日、ツイッターに、「狂った(crazy)バーニーがネバダで上手くやったようだ」とし、「バーニーおめでとう!そして他人に(1等席を)奪われるな」と投稿した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com