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アルトゥーベがサヨナラ弾、ヒューストンがヤンキース破りWS進出

アルトゥーベがサヨナラ弾、ヒューストンがヤンキース破りWS進出

Posted October. 21, 2019 08:38,   

Updated October. 21, 2019 08:38

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試合が終わってもいないのにメジャーリーグ、ヒューストン・アストロズのファンはワールドシリーズ(WS)進出の喜びを満喫していた。20日、テキサス州ヒューストンのミニッツメイドパークで行われたヒューストン対ニューヨーク・ヤンキースのアメリカンリーグ優勝決定シリーズ(CS=7回戦制)の第6戦。ヒューストンは9回表の1死まで4-2でリードしていた。相手走者が一塁にいたが、アウトカウントをあと二つ取れば9回裏の攻撃をしなくてもWS進出が決まるところだった。ところが、すぐ後にスタンドには沈黙が流れた。頼りにしていたクローザーのロベルト・オスーナがヤンキースの1番・D.J.ラメイヒューに同点とされる2点本塁打を浴びたのだ。

しかし、時間が少し延びただけで、ヒューストンのWS進出は結局実現した。「小さな巨人」ホセ・アルトゥーベ(写真)がいたからだ。9回裏の2死一塁で打席に入ったアルトゥーベは、ヤンキースの剛速球クローザー、アロルディス・チャップマンを相手に左超えの劇的なサヨナラ弾を放った。4打数2安打3得点1四球と大活躍したアルトゥーベは、レギュラーシーズンで打率.298、32本塁打を記録しながら、度々ここ一番の勝負強さを発揮した。この日の本塁打を含めて、今季のポストシーズンでもすでに5号目を放っている。

ア・リーグ優勝を果たしたヒューストンはナショナルリーグ覇者のワシントン・ナショナルズと23日からWSで激突する。2017年にロサンゼルス・ドジャースを破って球団創設以来初めてWS初優勝を果たしたヒューストンは2年ぶりの世界制覇を狙う。ワシントンのWS進出は初めて。


李憲宰 uni@donga.com