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「嫌韓をあおる日本メディアの風潮を憂う」 朝日新聞社説

「嫌韓をあおる日本メディアの風潮を憂う」 朝日新聞社説

Posted September. 17, 2019 08:29,   

Updated September. 17, 2019 08:29

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日本の有力紙、朝日新聞が16日、社説を通じて、嫌韓をあおる日本メディアを強く批判した。

同紙は、「嫌韓とメディア 反感あおる風潮を憂う」と題する社説で、嫌韓記事の例として月刊誌「文芸春秋」10月号の「憤激と裏切りの朝鮮半島/日韓断絶」、月刊誌「WILL」4月号の「202×年韓国消滅へのカウントダウン」、週刊ポストの今月の特集「厄介な隣人にサヨウナラ/韓国なんて要らない」などを挙げた。

同紙は、「あるべき外交をさまざまな角度から提起するのはメディアの役割だ。しかし最初から相手国への非難を意図するものでは、建設的な議論につながらない」と指摘した。特に週刊ポストの「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」という記事に触れ、「韓国人という括りで『病理』を論じるのは民族差別というべきだ」と批判した。また、「出版物の販売促進や視聴率狙いで留飲を下げる論旨に走るのならば、『公器』としての矜持(きょうじ)が疑われる」と強調した。また「政治の責任もむろん重い。両政府とも相手を責めるのみで、問題があっても善隣関係をめざす原則は語らない」と指摘した。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com