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「ディズニー天下」に韓国映画4本が挑戦状

「ディズニー天下」に韓国映画4本が挑戦状

Posted July. 12, 2019 10:56,   

Updated July. 12, 2019 10:56

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7月の劇場街はディズニーが支配している。実写映画「アラジン」が1000万人の観客突破を目前に控えているうえ、長いファンに思い出を呼び起こす「トイ・ストーリー4」が加わっている。17日公開予定の実写映画「ライオンキング」は、興行のバトンを引き継ぐ準備をしている。

「ライオンキング」は、1994年に公開され、全世界の全観覧可アニメーションの歴代興行1位の記録を15年間守っている作品。実写映画の監督は、「ジャングルブック」のジョン・ファヴローであり、音楽に世界的な映画音楽家ハンス・ジマーとポップ歌手エルトン・ジョンが参加した。シンバとナラの声には、ドナルド・グローヴァーとビヨンセが意気投合した。

「ライオンキング」の「アベンジャーズ」級キャスティングに対抗して、韓国映画はベテランから新人俳優が調和した様々な素材で勝負する。災害アクション映画と歴史ドラマ、史劇、オカルトなど、観客の選択肢が広がった。

24日に一番先に公開する映画は、ハングル創製にまつわる裏話を扱った「ナラッマルサミ」(監督=チョ・チョルヒョン)。宋康昊(ソン・ガンホ)が世宗(セジョン)王を演じ、世宗を助けるシンミ僧侶役をパク・ヘイルが、世宗の妻昭憲(ソホン)王后役を最近亡くなった俳優のチョン・ミソンが演じた。

「エグジット」(監督=イ・サングン)と「ライオン」(監督=キム・ジュファン)は31日、一緒に公開される。原因不明の有毒ガスが広がった都心の中から脱出作戦を繰り広げる災害脱出アクション「エグジット」は、曺政奭(チョ・ジョンソク)の名品コミック演技が期待される作品。少女時代出身の俳優ユナは、曺政奭の大学登山サークルの後輩役を引き受けた。二人の俳優は、撮影二ヶ月前からアクション演技のためにクライミングを学んで、ワイヤーアクションと高空落下アクションを直接こなした。さらに、朴仁煥(パク・インファン)、高斗心(コ・ドゥシム)、キム・ジヨンなどのベテラン脇役が合流した。「ライオン」は、マニア層を抱えるオカルト映画で、格闘技チャンピオンのヨンフ(朴敍俊)とバチカンから来た悪魔を追っ払う司祭(安聖基)が一緒に悪に立ち向かう物語だ。

来月7日に公開する「鳳梧洞(ポンオドン)戦闘」(監督ウォン・シンヨン)は、公開日が最も遅い。1920年6月、日本軍に対抗して勝利した独立軍の戦闘を描いた映画で、制作陣は独立新聞と洪範図(ホン・ボムド)将軍の日誌を参考にして、独立軍の子孫と歴史学者たちに助言をもらって、「国史の本を引き裂いて出てきた」と言われるほど、事前考証に力を入れた。俳優の柳海眞(ユ・ヘジン)と柳俊烈(リュ・ジュンヨル)、チョ・ウジンが参加して、独立のために犠牲になった平凡な英雄たちの物語を盛り込んだ。特に韓日関係が冷え切った中、日本のドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち」と「シグナル」などに出演した有名俳優北村一輝が、独立軍討伐隊長として出演して注目を集めている。


李?? baltika7@donga.com