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韓進KALの株主総会は「趙亮鎬の勝利」、側近の代表再任に成功

韓進KALの株主総会は「趙亮鎬の勝利」、側近の代表再任に成功

Posted March. 30, 2019 08:25,   

Updated March. 30, 2019 08:25

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韓進(ハンジン)グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の側近である石泰壽(ソク・テス)韓進KAL代表取締役が社内取締役の再任に成功した。韓進グループの持株会社である韓進KALは29日午前、ソウル中区(チュング)にある韓進ビルで定期株主総会を開き、昨年の財務諸表の承認案や取締役選任案などを処理した。石代表の社内取締役選任案は、出席株主の65.46%の賛成と34.54%の反対で可決された。

国民年金の株主提案で上程された「取締役資格の強化」、定款変更案は、賛成率が48.66%にとどまって否決された。国民年金は趙会長を狙って、会社・子会社と関連して背任・横領罪で禁錮以上の刑が確定した取締役は取締役を直ちに失わせるべきだと提案したが、3分の2以上の賛成を得ることができず、可決されなかった。

今回の株主総会では趙会長が勝利を収めたという評価が出ている中、大韓航空では、趙源泰(チョ・ウォンテ)社長の役割が大きくなるだろうが、趙会長の影響力はそのまま維持されるだろうという見通しが多い。大韓航空の関係者は、「趙会長は大韓航空の未登記役員でありながら、韓進KALの社内取締役として引き続き役割を果たすだろう」と語った。

その前日、経営から退くことを決めた錦湖(クムホ)アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長は同日、錦湖産業の社内取締役からも公式辞任した。アシアナ航空の社外取締役候補に上がった廬武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の婿である郭相彦(クァク・サンオン)法務法人インガンの代表弁護士は同日、株主総会の直前に候補を辞退した。


金道炯 dodo@donga.com