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警察「故キム・セロンさんの音声はAI捏造」 金秀賢との交際説巡り虚偽情報捜査

警察「故キム・セロンさんの音声はAI捏造」 金秀賢との交際説巡り虚偽情報捜査

Posted May. 22, 2026 08:42,   

Updated May. 22, 2026 08:42


俳優の金秀賢(キム・スヒョン)氏(38)が、故キム・セロンさん(享年25)が未成年だった時期に交際していたとの疑惑について、警察が虚偽との結論を下した。警察は、ユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」運営者の金世毅(キム・セウィ)代表(47)が、虚偽であることを認識しながら、人工知能(AI)で加工された音声ファイルなどを動員して中傷を続けたとみて、逮捕状を申請した。

21日、警察によると、ソウル江南(カンナム)警察署は14日、金氏に対し、情報通信網法上の名誉毀損などの容疑を適用して逮捕状を申請し、検察はこれを裁判所に請求した。警察は逮捕状申請書で、「金代表は、キム・セロンさんが未成年だった時期に金秀賢氏と交際した事実がなく、死亡原因も金秀賢氏にないことを認識しながら、中傷目的で虚偽情報を流布した」と明記した。

金容疑者は昨年3月ごろ、記者会見を通じて2人が交際していたと主張し、カカオトークの会話内容などを根拠として提示したが、警察はこれを加工された資料と判断した。金容疑者は昨年、キム・セロンさんの遺族側から、2016年6月ごろ「不明」と表示された相手と会話したカカオトークのキャプチャー11枚を受け取ったが、これを「金秀賢」に書き換えて公開したという。

警察は、金容疑者が昨年5月に公開したキム・セロンさんの音声ファイルについても、AIで加工されたものとみている。この音声には「中学生の頃から交際した」などの内容が含まれており、一般大衆が2人の交際疑惑を事実と信じる契機の一つとなった。しかし警察は、「金代表は(疑惑の)核心資料について、虚偽または加工が疑われる状況が多数存在したにもかかわらず、十分な検証やクロスチェックの手続きを経ないまま一般に公開した」と指摘した。

警察はまた、金容疑者が金秀賢氏に対し、追加の私生活暴露をほのめかして脅迫した点については脅迫容疑を、私的な写真を利用して謝罪と立場表明を強要した点については強要未遂容疑を、それぞれ適用した。裁判所の接近禁止命令に違反した点については、ストーカー処罰法違反容疑を適用した。

これに対し金容疑者は20日、ユーチューブ配信で「録音ファイルについて、AI加工とは言えないと国立科学捜査研究院が判断した」とし、「(警察の逮捕状申請は)ある有力政治家のベトナム性犯罪事件の暴露を阻止するためのものだ」と主張した。金容疑者の逮捕前被疑者尋問(令状実質審査)は、26日午前10時半からソウル中央地裁で開かれる。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com