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拉致被害者曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさん死去

拉致被害者曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさん死去

Posted December. 13, 2017 10:02,   

Updated December. 13, 2017 10:45

在韓米軍に所属していたが、ベトナム戦争への徴集を避けて脱走して北朝鮮に入ったチャールズ・ジェンキンスさんが11日、日本で死亡した。享年77歳。ジェンキンスさんは、新潟県佐渡市の自宅の前で倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが、死亡が確認された。死因は致死性不整脈。

ジェンキンスさんは1965年、非武装地帯(DMZ)で勤務していたが、「ベトナムに行けば死ぬ」と恐れて北朝鮮に入り、その後39年にわたって北朝鮮で生活した。北朝鮮は殴打と監視を続け、ジェンキンスさんを反米映画に出演させるなど体制宣伝に積極的に活用した。1978年、日本人拉致被害者の曽我ひとみさんと結婚し、2人の娘をもうけた。

拉致被害者の帰国に向けた日本政府の努力で、曽我さんは2002年に帰国し、ジェンキンスさんも2004年に2人の娘と共に日本の地を踏んだ。在日米軍の軍法会議で脱走や敵軍支援の罪で有罪判決を受けて25日間収監され、不名誉除隊処分を受けた。

ジェンキンスさんはその後、手記を出版して北朝鮮の実状を伝える一方、永住権を獲得して曽我さんの故郷の観光施設で働き、地域の有名人となった。観光振興に貢献したとして感謝状も贈られた。

NHKは、「北朝鮮の同じアパートに、拉致被害者と見られるタイ人やルーマニア人の女性が米国人の脱走兵の妻として暮らしていたことを明らかにするなど、拉致が国際的な問題となる1つのきっかけを作った」と評価した。曽我さんは先月訪日したトランプ米大統領に会って、自分の経験を証言した。



張源宰 peacechaos@donga.com