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「習近平思想」中国共産党規約に明記

Posted October. 25, 2017 08:00,   

Updated October. 25, 2017 08:21

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中国の習近平国家主席の統治方針が「習近平思想」という名で24日、中国共産党の党規約に含まれた。党規約に名前が含まれた中国の最高指導者は毛沢東が唯一という点で、習主席が毛沢東級の隊列に加わったことを意味する。さらに党規約には「習近平強軍思想」も含まれ、党・政・軍を掌握した「習近平1人絶対権力時代」の幕が上がった。

同日、北京人民大会堂で開かれた共産党第19回党大会の閉幕式で、党代表2336人の全会一致で、「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」を党規約に盛り込む改正案が承認された。毛沢東思想、鄧小平理論、三つの代表、科学的発展観に続き「習近平思想」が指導思想に含まれたのだ。江沢民元総書記、胡錦濤前総書記は、指導思想に名前は入らなかった。特に改正案は、習近平思想を「長期的に堅持し、持続的に発展させていかなければならない」と強調し、習主席の長期政権の可能性を予告した。

新しい党規約には、「中国共産党は、人民解放軍とその他の人民武装力を絶対的に指導し、習近平強軍思想を貫徹する」という内容も含まれた。習主席が主席を務める中央軍事委員会で、「主席責任制を実行することを明確にする」と明記し、党・政・軍の権力が習主席に集中することが予想される。党規約には、習主席の代表プロジェクト「一帯一路」(21世紀陸上と海上シルクロード・プロジェクト)建設の推進も含まれた。



尹完準 zeitung@donga.com