
ブラジル・アマゾンの一部の地域で生息する黄金頭のライオン・タマリンは、地球に6000~1万頭だけが残ったものと推定される国際的絶滅危惧種1等級動物だ。顔の周りにライオンのたてがみの形の黄金色の毛が生えており、黄金頭のライオン・タマリンと呼ばれているが、絹猿科動物である。体重は500~700グラム、体長は20~34センチで小さいが、体よりもはるかに長い尻尾(32~40センチ)を持っている。全体的に黒色の体に、赤い系列の頭や腕、尻尾が調和をなして派手ながらかわいい。ブラジル通貨に登場するほど、ブラジル国民の関心と愛を一身に受けている。
エバーランドは、希少動物の研究と種保全のために、昨年末、提携関係を結んだドイツ機関から雄と雌をそれぞれ2頭ずつ、計4頭を導入した。3ヶ月間の適応期間と飼育係との交感過程を経て、同日公開した。エバーランドの利用客らは、パンダワールドに別途に造成した体験空間で無料で会うことができる。
エバーランドは16日から20日まで、エバーランドのフェイスブック(facebook.com/witheverland)で、黄金頭のライオン・タマリンらの名前を公募する。抽選でサファリスペシャルツアーの利用権、動物の赤ちゃんの人形などの景品を贈呈する。
南坰鉉 bibulus@donga.com