Go to contents

3月は智異山のサンシュユ、4月は俗離山の桜…春のお花見はいかが

3月は智異山のサンシュユ、4月は俗離山の桜…春のお花見はいかが

Posted March. 02, 2017 08:28,   

Updated March. 02, 2017 08:31

한국어
「花見」は、春の行楽の代名詞といえる。3月の始まりとともに、今週、ソウルの日中の最高気温が10度を越えるなど、暖かい天候が到来すると、お花見の準備をする花見客が多い。環境部傘下の国立公園管理公団が、このような花見客には良い参考になる国立公園別の代表的な花の開花ニュースと探訪情報を公開した。

南海岸・閑麗(ハンリョ)海上国立公園の巨済島(コジェド)では、先月4日、春のたよりをいち早く知らせる花として有名な梅、その中でも一番先に咲くと言われている「チュンダン梅」が咲き始めた。只心島(チシムド)、内島(ネド)、ハクドンでは、2月初めに椿が咲き始め、3月の始まりとともにピークを達する見込みだ。近いうちに浜辺周辺では、トウダイグサも見ることができる。

無等山(ムドゥンサン)と内蔵山(ネジャンサン)国立公園では、ヒナマツリソウに出会える。2月中旬から開花を始めたこの花は、その名前からもわかるように風のよく吹く地域で育つ多年生草だ。湿った日陰の場所で育つ。

智異山(チリサン)国立公園には、サンシュユを見に行かなければならない。「サンシュユ村」として知られている全南求礼郡山東面(チョンナム・グレグン・サンドンミョン)一帯を中心に、3月初めから黄色いサンシュユと生姜の木が開花を始め、4月中旬には、真っ黄色な春の光がピークに達するものと見られる。ショウガの木は、ショウガとはなんら関係がなく、木からショウガのにおいがするとして付けられた名前だ。

海岸の複数の国立公園でも、春の花の開花が盛んだ。辺山(ビョンサン)半島と泰安(テアン)海岸国立公園には先月末から、福寿草とユキワリソウ、山茨菰、センボンヤリなどの野生の花がつぼみをほころばせている。福寿草は今月初めから鶏龍山(ケリョンサン)国立公園でも見ることができる。

雪岳山(ソルアクサン)では、ユキワリソウなどが一部開花を始めた。俗離山(ソクリサン)や鶏龍山、月岳山(ウォルアクサン)国立公園では、公園進入道路の桜が4月中旬から盛観を極め、5月には小白山(ソベクサン)国立公園の蓮花峰(ヨンファボン)一帯のツツジが満開する予定だ。



李美智 image@donga.com