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高さ448メートル、国内最高の展望タワー「青羅シティタワー」が来年2月に着工

高さ448メートル、国内最高の展望タワー「青羅シティタワー」が来年2月に着工

Posted February. 10, 2017 08:21,   

Updated February. 10, 2017 08:34

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高さ448メートルで韓国国内最高の展望タワーとなる仁川西区(インチョン・ソグ)の青羅(チョンラ)国際都市のシティタワー(俯瞰図)が、事業推進開始から10年ぶりに軌道に乗る。晴れた日は、北朝鮮の開城(ケソン)までが見える程高く、青羅国際都市のランドマークになるだろうと期待されている。

韓国土地住宅公社(LH)と仁川経済自由区域庁は、仁川シティタワーや複合施設の建設プロジェクトを推進するため、10日、民間事業者である青羅シティタワーコンソーシアムと事業協約を交わすと、9日明らかにした。

この事業は、青羅湖公園の中心部にある複合敷地3万3058平方メートルに、高さ448メートル(標高453メートル)の超高層タワーやショッピング・文化施設などの複合施設を造成する事業だ。LHがシティタワーの建設に約3000億ウォンを支援し、民間事業者は、複合施設の建設に約1000億ウォンを投資する公共と民間との合弁プロジェクトだ。2007年から推進されてきたが、事業者が見つからず、何度も流札されるなど難航もあったが、10年ぶりに光を見ることになった。2022年の完成を目標に、2018年2月に着工する予定だ。

完成されれば、日本の東京スカイツリー(634メートル)や中国広州のカントンタワー(610メートル)などに次ぐ世界で6番目に高い展望タワーとなる。韓国内展望タワーでは、高さが南山(ナムサン)タワー(236.7メートル)の約2倍もある圧倒的首位となる。韓国全土の建築物の中でも、現在計画されているソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)にある現代(ヒョンデ)自動車のグローバルビジネスセンター(569メートル)や4月にオープンを控えているソウル松坡区蚕室洞(ソンパグ・蚕室ドン)のロッテワールドタワー(555メートル)に次ぎ3番目に高い。

シティタワーの建物の外部は、「世界の青い宝石青羅」というコンセプトで、美しく輝くクリスタルイメージで構成された。光の反射や屈折を利用した外装技術を融合し、夕暮れになると、建物の外観が透明に変わって魔法のように消える。夜間は、タワー全体を超大型スクリーンで飾る「メディアファサード」を披露するなど、多様な見どころを提供する計画だ。

LHシティタワーTFチームのイ・ワンチョル部長は、「協約締結や事業者確定を受け、青羅住民の念願であるシティタワー事業が巡航する基盤ができた」とし、「青羅のランドマークであり、国際観光名所としての威容を現すことになるだろう」と話した。



金宰永 redfoot@donga.com