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北朝鮮とロシアの平昌五輪参加はなるか、南北が札幌で水面下接触の可能性

北朝鮮とロシアの平昌五輪参加はなるか、南北が札幌で水面下接触の可能性

Posted February. 09, 2017 07:04,   

Updated February. 09, 2017 07:20

平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開幕が来年に迫り、北朝鮮とロシアの参加可否に関心が集まっている。

北朝鮮は19日、日本札幌で開幕する冬季アジア大会に選手団を派遣する。大会期間中、北朝鮮の平昌五輪参加をめぐり水面下での南北間の接触が行われるとみられている。李煕範(イ・ヒボム)平昌冬季五輪組織委員長は、「北朝鮮だけでなくすべての国に門戸を開放している。平和五輪は平昌大会が目指す5つのモットの一つだ」と話した。平昌五輪は「経済、文化、環境、平和、情報通信技術(ITC)五輪」をモットに掲げている。

北朝鮮が平昌五輪に参加すれば、硬直した南北関係に突破口を開く転機となり得る。だが、今のところ競技力だけでは北朝鮮の平昌五輪参加は微妙だ。北朝鮮は2914年のソチ五輪に参加しなかった。北朝鮮の冬季スポーツの競技力が国際的な水準に大きくかけ離れているため、五輪参加国枠の確保が難しかったからだ。大韓体育会の関係者は、「五輪に参加するためには、競技別の国際競技団体(IF)が主催する大会で五輪参加国枠を獲得しなければならない」と話した。

北朝鮮の参加可能性が高い競技はフィギュアスケート。男子シングルスのハン・グムチョルとペアのパク・ソヒャン、ソン・ナミ組が有力候補に挙げられる。平昌五輪で同部門に出場するためには来月開催の世界選手権に出場し、参加国枠を獲得しなければならない。同大会には30の参加国枠のうち24枠が割り振られた。ここで国枠を獲得できなければ6枠がかかっているクオリファイングイベントを通じて残り枠を狙わなければならない。

国際オリンピック委員会(IOC)は五輪へのより多くの国の参加を呼びかけ、ワイルドカードといって特別出場枠を設けている。スポーツ外交の専門家は、「世界の平和に貢献するという大義名分があるだけに、必要ならこの方法を推進する価値がある」と話した。

冬季スポーツの伝統的な強豪であるロシアの参加にも難関が待っている。ロシアは国を挙げてドーピングをした疑惑が持ち上がり、国際スポーツ界から激しい非難を浴びている。

昨年末、世界反ドーピング機構(WADA)の独立委員会が発表した「マクレラン報告書」によると、30あまりの競技で1000人あまりのロシア選手がドーピングに関与したと結論づけた。すでに国際パラリンピック委員会(IPC)はロシアの平昌パラリンピックへの参加要請を全会一致で拒否した。このためIOCも平昌五輪を控えてロシアに対する厳しい懲戒処分を下す可能性が高くなった。ドイツとともに歴代冬季五輪での金メダル獲得数で最多となる377個を記録しているロシアが一部の競技でも平昌五輪に参加できなくなれば、競技別の展開や大会の盛り上がりに大きな影響を与えそうだ。



金鍾錫 kjs0123@donga.com