
30日から1ヶ月間、ソウル大学路(テハクロ(テハンノ))にあるアルコ芸術劇場や大学路芸術劇場などで行われる今年のイベントでは、6ヵ国、17の団体が参加する。今年も新鮮な発想や世界公演の流れをくみ取ることのできる作品が多い。
今年のSPAFの最大注目作は、開幕作である「ウッドカッター」と閉幕作である「ファウスト」。ポーランドのブロツワフ・ポルスキ劇場の「ウッドカッター」は、ランニングタイムだけでなんと4時間40分に上る大作だ。ポーランド演劇界の巨匠と言われているクリスチャン・ルパ(74)が演出を担当した。芸術家たちの長年の社交の場で、とある人物が死亡したことで起きる出来事を描いている。生き残った者たちは、死んだ者を哀悼するよりは、寧ろ無意識の中の恐怖や恨み、被害などについて描き出しながら劇が進められる。
閉幕作である「ファウスト」は、ゲーテの同名小説を原作としている。悪魔に自分の魂を売ったとある男の物語であり、原作とは違い、現代社会を背景に、疎外された現代人たちの問題を露骨に示している。特に、今回の来韓公演は、今年4月、演出家であるトマス・パンドゥールが練習室で、心臓まひで死亡する一週間前に選んだ最後の海外公演ということで、特別な意味を持っている。
ベルギー劇団「ポイントゼロ」の人形劇「腹話術師の学校」も期待作だ。出演俳優が操る等身大の人形「セレステ」が、不思議な腹話術師学校に突然落ちてきたことで起きる出来事を描いている。
国内招待作としては、演劇が5本、ダンスが5本の計10作品が選ばれた。このうち、計4作品がSPAF舞台を通じて初公演される。歌い手のイ・ジャラムが、金愛爛(キム・エラン)の短編小説「ノックしない家」をパンソリの形で表現した演劇「ヨボセヨ(もしもし)」や、パリオペラバレエ団出身である韓国芸術総合学校の金容傑(キム・ヨンゴル)教授が振り付けを担当したダンス「羞恥心についての数々の記憶」などが代表的だ。韓国文化芸術委員会のホームページ(www.koreapac.kr)やインターパークチケットを通じて予約買いが可能。お問い合わせは02-2098-2984まで。
김정은기자 キム・ジョンウン記者 kimje@donga.com






