
汝矣島の地下秘密バンカーは2005年、汝矣島バス乗り換えセンターの工事の途中に見つかった。幅957平方メートルの地下1階の平屋構造物で、トイレやシャワー施設のほか、指揮台のある用途不明の空間などで構成されている。これと関連した公式記録はないが、1976年11月にバンカー地域撮った航空写真にはなかったバンカーの出入り口が、その翌年の11月の写真には現れていることから、1977年に大統領警護などのために造成されたものと見られる。
ソウル市は2005年、バンカー発見後、バス乗換え客のための利便施設を設置することを検討したが、収益性などの問題で白紙化された。その後、発見から10年後の2015年、市民に一時公開した後、事実上放置されてきた。ソウル市は2013年、未来遺産に指定したが、出入り口すらきちんと管理されなかったので、さまざまな安全事故などの危険にさらされているという指摘を受けてきた。
バンカーを活用した文化施設の運営を担当しているソウル市立美術館は、権威主義政権時代に作られた秘密バンカーという興味深い歴史性を盛り込む計画だ。大統領が待機したものと見られる小さな部屋は、ソファなどを復元し、当時の歴史を盛り込んだドキュメンタリーを上映することも検討する。また、バンカーの特性を生かす企画展なども積極的に誘致する計画だ。
황태호기자 ファン・テホ記者 taeho@donga.com






