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[社説]韓米日と中国首脳、金正恩氏に結束した意志を示すべきだ

[社説]韓米日と中国首脳、金正恩氏に結束した意志を示すべきだ

Posted April. 01, 2016 07:29,   

Updated April. 01, 2016 07:34

核セキュリティ・サミットに出席するために米ワシントンを訪問中の朴槿恵(パク・クンへ)大統領が31日、米国のオバマ大統領と首脳会談を行い、国連安全保障理事会の北朝鮮決議2270号の忠実な履行と北朝鮮への圧迫強化で合意した。韓米首脳は、北朝鮮が最近、核先制攻撃を警告するなど挑発を続けていることに対抗して、合同防衛態勢も再確認した。続いて行われた安倍晋三首相との韓米日首脳会議では、3国が独自に取った北朝鮮制裁措置がシナジー効果を出せるよう調整することも話し合われた。朴大統領は日韓首脳会談と中国の習近平国家主席との韓中首脳会談も行った。

北朝鮮の4度目の核実験後、韓米日首脳は電話で対策を協議したが、直接会って強力な対北朝鮮警告をしたのは初めて。オバマ大統領は、北朝鮮の脅威に効率的に対処するために年内に日韓情報包括保護協定を締結することを要請した。李明博(イ・ミョンバク)政府の時に協定締結を推進したが、閣議に拙速に上程したため物議をかもし、取り消されたことがある。現在、韓米日の間には北朝鮮の核とミサイルに関する情報を交わす情報共有協定が締結されているが、北朝鮮への圧迫を主導する3国の協力を強化する必要がある。日韓間には歴史問題など懸案が多いが、日韓情報包括保護協定の締結を再び推進すべきだ。安全保障協力と歴史問題を分けて対応しなければならない。

国連の制裁にもかかわらず、中国の国境警備隊は200ドル程度の賄賂を受け取れば北朝鮮に入る物品を何の制止もなく通過させると、米紙ニューヨーク・タイムズが現場を取材して報じた。中国が北朝鮮に裏門を開放しているという憂慮は杞憂ではない。韓中は高高度防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍配備、韓半島の非核化と平和協定交渉の並行などを巡って意見の相違を見せている。北朝鮮制裁の実効性を高める実質的な議論が1日未明に行われた韓中首脳会談と実務者の会合を通じてなされなければならない。

核兵器と原子力発電所を保有する52ヵ国の首脳と国連が核テロ対策を議論する核セキュリティ・サミットが1日、開幕する。オバマ大統領が2009年に「核兵器のない世界」を主唱し、翌年から隔年で開かれるこのサミットでも、北朝鮮の核問題が扱われる見通しだ。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が厳しい現実を知り、状況を誤認しないよう国際社会が再び結束した行動で断固たる北朝鮮制裁履行を誓わなければならない。



한기흥기자 ハン・ギフン記者 eligius@donga.com