
2000年10月に初披露されたソウルシティツアーバスは、個別旅行で韓国を訪れた外国人観光客が最も手軽に利用できる交通手段と言われてきた。成人1人基準で6000~1万5000ウォンを払えば、最終便まで何度も利用できる上、主要観光名所も簡単に見つけることができる。しかし、2012年、サイの「江南スタイル」が爆発的人気を得た後、観光名所に浮上した江南地域とはつながっておらず、「半分だけのツアー」という指摘を受けてきた。
2013年、江南区がソウルシティツアーバスをベンチマークして、自主的に江南循環路線の運営を開始したが、瑞草(ソチョ)や松波(ソンパ)などの周辺自治区との協議なしに、江南区内だけを回ったため、利用者がほとんどいなかった。
このような問題点を改善するため、ソウル市は3月末から、光化門(クァンファムン)~明洞(ミョンドン)~新村(シンチョン)を往来するソウルシティツアーバスの代表路線ともいえる「パノラマ路線」を、江南駅まで延長することを決めた。また、江南区内だけを回っていた「江南循環路線」も、セビッ島やソレマウル、高速ターミナルなどの瑞草区の観光名所まで路線を延長する。
セビッ島と江南駅で、パノラマ路線と江南循環路線とを乗換でつなぐ。江北地域を回った観光客らは、江南駅で江南循環路線に乗り換え、カロス通りやコエックスなどの江南地域の名所を見て回ることができるようになる。
新しい路線もできる。東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)やその周辺のファッション通り、聖水洞(ソンスドン)の手作り靴通り、蚕室ロッテワールドなどを経由する「ショッピング路線」や放送局が立ち並んでいるDMCや汝矣島(ヨイド)、永登浦タイムスクエアを通る「韓流路線」だ。今月に事業者公募の手続きを経て、今年9月から運行を開始する。新路線の運行が開始されれば、全体路線数はこれまでの6つから8つへと増える。
また、利用者の利便性を高めるため、今年上半期中にすべてのバスに無料の公共Wi-Fiを設置する。下半期からは、バスの到着時刻をリアルタイムで伝えるバス情報案内端末(BIT)を主要バス停を中心に設置していく計画だ。
황태호기자 ファン・ホテク記者 taeho@donga.com






