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映画振興委、芸術映画スクリーンクォータを導入

映画振興委、芸術映画スクリーンクォータを導入

Posted March. 11, 2016 07:15,   

Updated March. 11, 2016 07:26

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巨額の制作費が投じられた商業映画に押され、上映館を確保できない韓国芸術映画のために、義務上映制度(スクリーンクォータ)が導入される。映画振興委員会は10日、このような内容が盛り込まれた「韓国映画振興総合計画2016~2018」を発表した。キム・セフン委員長は同日東亜(トンア)日報との電話インタビューで、「芸術映画クォータ制度を映画界との協議の下に推進していく考えだ。映画産業の状況を考慮して進めたい」と述べた。映画振興委は、基礎的な研究と利害関係者からの意見収集を経て、具体的な実行案をまとめる計画だ。

クォータ制度の導入は、国内映画館の多くが複数のスクリーンを持つシネマコンプレックスであるにも関わらず、小規模な芸術映画はスクリーンを確保できていない現実を反映したものだ。クォータ制度は現在施行中の韓国映画スクリーンクォータの範囲内で行われる見通しだ。2006年7月から各映画館は、1年に73日以上の韓国映画上映が義務付けられるスクリーンクォータ制度の適用を受けている。



민병선기자 ミン・ビョンソン記者 bluedot@donga.com