Go to contents

[オピニオン] 趙允旋と李恵薫の瑞草甲戦

Posted December. 22, 2015 07:30,   

金会瑄(キム・フェソン)議員の不出馬で空席になるソウル瑞草(ソチョ)甲で、「朴槿恵(パク・クンヘ)の女たち」が対立することになった。朴槿恵大統領の当選時に報道を担当し、女性家族部長官を務めた趙允旋(チョ・ユンソン)前大統領政務首席秘書官とこの地域で当選2回の李恵薫(イ・ヘフン)前セヌリ党最高委員だ。瑞草は公認が即当選を意味するセヌリ党の票田だ。21日、2人が国会で15分ずつ行った出馬会見は、「新朴(新朴槿恵)対 元朴(元祖朴槿恵)」の女性マッチという点で注目を集めた。

◆ソウル大学82年度入学の李氏は、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で経済学博士学位を取得し、韓国開発研究院(KDI)で研究員を務めた経済通だ。当選4回の金泰鎬(キム・テホ)元内務部長官の妻だ。「10年間の政治人生のすべてを『朴槿恵大統領誕生』に注いだ」という「元朴」だが、先の大統領選で朴大統領の眼中から外されたという。そのためか、最近は経済民主化後退を指摘し、朴大統領を批判する。朴大統領が批判した劉承ミン(ユ・スンミン)前セヌリ党院内代表と近い間柄でもある。

◆李氏のソウル大学2年後輩の趙氏は、韓国シティ銀行副頭取から政界に抜擢されたシンデレラウーマンだ。弁護士としての専門性のほかに、オペラ関連の本を出すほど文化的感性も備え、物腰が穏やかで、朴大統領の信任を得た。公務員年金改革をめぐる大統領府と劉前院内代表の疎通問題に責任を負い、政務首席を辞任したが、瑞草甲の出馬には朴大統領の思いもあるという観測が流れている。

◆世論調査をすると、趙氏の支持者は断然男性が多く、李氏の支持者は女性が多いという。趙氏は誰にでも「自分のことを好きなようだ」と信じ込ませる魅力がある。「趙氏はテレビよりも実物の方がきれいだ」と男性記者たちは評価する。李氏は、テレビやラジオで話すのを聞くと「実に頭がいい」と思わせる。主婦が好きな理由もそこにあるようだ。大切な女性資源が相手を倒さないと自分が生きられないゲームに登場するとは、同じ女性として残念だ。

鄭星姫(チョン・ソンヒ)論説委員shchung@donga.com



shchung@donga.com