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グレインキー逃したドジャース、FA獲得でブルペン強化に集中

グレインキー逃したドジャース、FA獲得でブルペン強化に集中

Posted December. 09, 2015 07:21,   

代用探しか。

チームの年俸総額を減らさなければならないロサンゼルス・ドジャースが方針を変えた。トレードや年俸負担のない自由契約選手(FA)の獲得で2016シーズンに備える作戦に出たのだ。

ザック・グレインキーをアリゾナに取られたドジャースは8日(韓国時間)、シアトルの岩隈久志(34)と3年総額4500万ドルのFA契約に合意した。岩隈は第2回ワールドベースボール・クラシック(WBC)の韓国戦で好投した右腕投手だ。

ドジャースは、またシンシナティと抑え投手のアロルディス・チャップマン(27)を獲得し、2人の有望株を手放すトレードに合意した。チャップマンは2016シーズン後にFAになる。キューバーから亡命したチャップマンは2010年以降、剛速球の限界と言われている自足100マイル(160キロ)をメジャーリーグ史上最多となる1694回も投げた。

チャップマンのトレードと岩隈との契約は、ドジャースが大金を使えない状況にあることを伺わせる。また、マウンドの運用に変化があることを意味する。ドジャースのアンドリュー・フリードマン社長の構想は、2016シーズンのマウンドはワールドシリーズ王者のカンザスシティのように、ブルペンに力を入れるというものだ。ドジャースの2016シーズンの先発陣の中に完投型投手はクレイトン・カーショーだけだ。柳賢振(リュ・ヒョンジン)、岩隈、アレックス・ウッド、ブレッド・アンダーソン、マイク・ボルシンガーは、いずれも5〜6回を投げる投手たちだ。

野球は10勝投手が3人いても20勝投手1人にはかなわない。1977年に大学に入った崔東源(チェ・ドンウォン)、金始真(キム・シジン)、キム・ヨンナムの例からも明らかだ。漢陽(ハンヤン)大学の金始真とキム・ヨンナムは延世(ヨンセ)大学の崔東源に勝てなかった。ドジャースの狙いは、グレインキー不在による戦力の空白をブルペンで埋めるというものだ。ドジャースにはケンリー・ジャンセン(28)という特級抑えがいる。チャップマンが加入すれば、ジャンセンは8回のセットアップマンを任される。だが、チームとしては7回を任せる投手さえ確実なら、完璧なブルペン陣を築くことになる。

ドジャースは、今シーズのチーム防御率が3.44でメジャーリーグ30チームのうち5位だった。カーショーとグレインキーの二頭馬車で築いた先発陣の防御率は3.24とリーグ2位だった。だが、ブルペン陣の防御率は3.91で19位だった。ニューヨーク・メッツに地区シリーズで負けるしかなかった理由だ。

レギュラーシーズンでカンザスシティの先発陣の防御率は4.34で22位だった。ところが抑え投手の防御率は2.72で2位だった。ポストシーズンではブルペン陣の威容はより強力だった。

地区リシーズ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズなどでカンザスシティの先発陣は3勝5敗、防御率4.97を記録し、5〜6回をこなすのに焦点を絞った。反面、ブルペン陣は8勝4セーブ、防御率2.51でチームを30年ぶりにワールドシリーズ頂上に導いた。