
イスラエルとパレスチナの市民間の憎悪と反目による流血衝突が1ヵ月以上続いている。特に、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)に掲載された扇動文や映像に動揺した双方の10代の若者がテロを行い、問題の解決が難しくなっている。米ニューヨーク・タイムズは13日、「SNSに刺激されたパレスチナの若者が包丁を持って街に出ている」とし、第3のインティファーダ(集団武装蜂起)の可能性を提起した。
13日、イスラエルの首都エルサレム市内を走っていたバスの中で、パレスチナ人男性2人が乗客に無差別に発砲し、凶器で襲撃した。その結果、2人が死亡、16人が負傷した。同じ時間、経済首都のテルアビブでも、パレスチナ人男性が市民1人を凶器で襲い、重傷を負わせた。
12日には、エルサレム北部のピスガット・ゼエヴ地区で、13才と15才のパレスチナの少年2人に、イスラエルの少年(13才)が凶器で刺された。これより1時間前には、16才のパレスチナ人女性が国境を守っていたイスラエルの警官が凶器で刺された。
双方の衝突は先月末、紛争地域であるエルサレム「神殿の丘」のアル・アクサー・モスクをめぐって激しくなった。今月だけで、少なくとも28人のパレスチナ人がイスラエル側による銃撃で死亡し、イスラエル人8人もパレスチナ人に襲撃されて命を失った。特に、これまで安全地帯とされたイスラエルの首都の中心でテロが相次いで起こり、市民が衝撃を受けていると、AP通信は伝えた。
SNSの掲示物は、双方の対立に火をつけている。パレスチナ人のSNSには、パレスチナ人少年が銃を持ったイスラエルの軍人に囲まれた写真やパレスチナ人女性がイスラエル軍の銃撃を受けて倒れる姿を撮った動画などが拡散している。パレスチナ武装政府ハマスは、「今日ユダヤ人を倒そう」というスローガンを撒き散らし、インティファーダを煽っている。イスラエル紙「ハアレツ」は、「(掲示物に)少年や女性が凶器を持つ場面を流すのは扇動だ」と批判した。
今月3日以降、攻撃を行ったパレスチナ人23人のうち14人が10代だ。ニューヨーク・タイムズは、イスラエル専門家の言葉を引用して、「イスラエルが、テロ関連のSNSを追跡してグーグルに動画の削除を要請しているが、SNSに刺激されたティーンエイジャーの無差別テロには妙策がない状態だ」と伝えた。
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