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プレジデンツ杯初日、懸念されたギャラリーの観戦マナーは及第点

プレジデンツ杯初日、懸念されたギャラリーの観戦マナーは及第点

Posted October. 09, 2015 07:26,   

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2015プレジデンツカップの開幕前日の7日、海外メディアと出場選手たちは、競技途中に鳴る携帯フォンのベルやカメラのシャッターを切る音に警戒心を示した。同日の練習ラウンドでやみくもにサインをねだる人や、通路を塞いで観戦するギャラリーが少なくなかったからだ。インターナショナルチームの首席副団長を務める崔京周(チェ・ギョンジュ)も「成熟した観戦マナーを見せて欲しい」と言った。

しかし、いざ大会が始まった8日、会場に集まった2万5000人の入場者は、選手たちのファインプレーに応えるかのように成熟した観戦マナーを見せた。選手たちがショットを打つ前には会話を止め、競技を妨げる携帯フォンのベルも鳴らなかった。何度か、携帯フォンのショートメッセージ着信音が漏れたが、競技に影響を与えるほどではなかった。携帯フォンで選手たちのプレーを撮影しようとするギャラリーたちは、選手のショットが終わってからシャッターを切った。また、選手のナイススプレーが出る度に歓声とともに拍手喝采を送った。選手たちもファンの拍手に笑みを浮かべ、手を挙げて応えた。

各ホールに配置された10人あまりの大会スタッフは選手たちがショットを打つ前に「お静かに」と書かれたプレートを掲げてギャラリーたちの動きを統制した。あるスタッフは「大会組織委員会から(ギャラリーの)統制が大変だろうと言われたが、いざ本番では大きな混乱なく競技が行われた」と話した。大会組織委員会の関係者も、「今日みたいなら、米国や欧州に比べても遜色のない観戦マナーを見せたと思うので、嬉しい」と満足そうに語った。

一方、同日の競技には選手たちの妻や交際女性が同行し、ファンの視線を引き付けた。米国選抜とインターナショナルチームは雰囲気が違っていた。米国選抜の交際ガールフレンドや婚約者、妻たちは星条旗が大きくプリントされた衣装やスカートを着るなど、個性豊かな姿を見せた。ダスティン・ジョンソン(米国)の婚約者、ポリーナ・グレツキーとジョーダン・スピース(米)の交際ガールフレンドのアニー・べレットはホールを一緒に回りながら、選手たちを応援した。モデルとして活動しているグレツキーは、自分のことに気付いてくれたファンと一緒に写真を撮ったりサインをしてあげる場面もみられた。

紺色のTシャツと白いパンツを着たインターナショナルチーム選手たちの家族は、米国選抜よりは物静かだったが、お互いにそれぞれの夫や交際男性のショットやコース攻略について会話を交わした。



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