軍当局が北朝鮮全域への攻撃が可能な射程800キロの弾道ミサイルを現政権任期内の2017年までに実戦配備することが、1日、明らかとなった。
国防科学研究所(ADD)は、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が就任した2013年に300キロだった弾道ミサイルの射程を2017年までに800キロに延長するという内容を5ヵ年開発計画に含めた。ADDは最近、射程800キロの弾道ミサイルの配備計画を示唆した。開発が最終段階に入ったとみえる。
弾道ミサイルの射程が800キロになれば、韓国内から北朝鮮全域を攻撃できる。済州島(チェジュド)から発射しても新義州(シンウィジュ)まで到達できる。2012年10月に韓米ミサイル指針が改定され、開発可能な弾道ミサイルの射程が300キロから800キロに拡大した。
昨年6月には朴大統領が参観した中、射程500キロ以上の弾道ミサイル(玄武2B)の試験発射に成功した。
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