朴大統領「韓中ロの交通物流つなぐニューラシアを開こう」

朴槿恵（パク・クンヘ）大統領は１０日、「ユーラシアネットワークに関する共同研究を行う専門家グループを作り、その最初の会議を来年上半期に韓国で開催することを提案する」と述べた。朴大統領は同日、ソウル市内のホテルで開かれた「ユーラシア交通・物流国際シンポジウム」の開幕式で基調演説し、韓国政府が推進する「ユーラシア・イニシアチフ」の実現に向けて、交通と物流のネットワークの構築が重要だとして、このように提案した。

朴大統領は、「中国、ロシア、米国など多くの国が一帯一路地（２１世紀のシルクロード）、新東方政策、ニューシルクロード・イニシアチフといった多様なネットワーク構築の戦略を発表している」とし、「韓国も域内の国々と協力し、ユーラシアを一つの大陸、創造の大陸、平和の大陸にしていくユーラシアイニシアチフを推進している」と話した。

また「広大なユーラシア大陸にネットワークを構築するのは、一つや二つの国の努力だけでは達成できない」と言い、「各国が個別に進めているユーラシア地域のネットワーク戦略間の相互協力と強化が必要だ」強調した。その上で「今回の行事を契機に、地球村の共同繁栄を先導するニューラシア（ＮＥＷ−Ｅｕｒａｓｉａ）時代を繰り上げることを希望する」と加えた。

mhpark@donga.com