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IS、2000年前の古代遺跡も爆破

Posted September. 01, 2015 06:54,   

イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が、シリアの古代遺跡パルミラの有名な神殿をまたも爆破した。

シリア文化財保護団体「パルミラコーディネーション」は先月30日、ツイッターで「ISが2000年前に建てられたパルミラの最も重要な文化遺跡であるベル神殿を破壊した」と明らかにした。あるパルミラ住民はAP通信に、「ISが爆発物で神殿を完全に破壊した。レンガと石柱が崩れ落ちた」と話した。別の目撃者は、神殿の壁の一部だけが残ったと伝えた。

西暦32年頃にセム族によって建てられたこの神殿は、パルミラの守護神であるベルに捧げられたもので、パルミラ遺跡の中でも保存状態が良かった。ギリシャ・ローマ時代の様式と古代中東の建築技術が交わった石材構造物で、高さ200メートルの石柱や中庭、浴槽、祭壇、宴会室などからなる大規模な建築物だ。

ISは、1週間前の23日にも、西暦17年に建てられたパルミラのバールシャミン神殿に爆発物を設置し、無惨にも爆破する様子を撮った写真をインターネットに公開した。ISは5月にパルミラを占領して以降、偶像崇拝という理由で古代遺跡を破壊している。ユネスコは、「ISのシリア遺跡破壊は許すことのできない戦争犯罪だ」と非難した。