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五輪切符へ決意「死に物狂いで戦う」 アジア選手権参加のバスケ女子代表監督

五輪切符へ決意「死に物狂いで戦う」 アジア選手権参加のバスケ女子代表監督

Posted August. 26, 2015 07:18,   

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「トルコでの惨事」

韓国女子バスケットボールは2012年7月、トルコのアンカラで開かれたロンドン五輪最終予選5〜8位戦で、日本に大敗を喫した。1996年から続いてきた五輪連続出場記録は「4」で止まった。代表監督選出を巡って、雑音が起き、きちんとした選手選考ができなかった上、十分な練習ができなかったために起きた「予告された人災」だった。

名誉回復を目指すバスケットボール女子代表が、2016年リオデジャネイロ五輪のチケットを取るため、中国に向け出発する。29日から来月5日まで、武漢で開かれる第26回国際バスケットボール連盟(FIBA)アジア女子バスケットボール選手権大会の優勝チームは、五輪出場チケットを手にする。2位と3位には、来年開かれる五輪最終予選の出場権が与えられる。今大会で少なくとも3位につけなければならない理由である。

27日の出国を控え、1日中コートで過ごしている女子代表のウィ・ソンウ監督(44=ウリ銀行)は、「最近の世代交代後、初出場する大規模な大会だ。選手たちが実戦でどんな姿を見せるのか私も知りたい。それでもかつてよりは若い選手たちが多く、体力的にはよくなったような気がする」と笑った。

バスケットボール女子代表は昨年、仁川(インチョン)アジア大会で20年ぶりにトップに返り咲いた。「アジア大会の金メダル」を獲得したウィ監督は、2014〜2015女子プロバスケットボールでウリ銀行の3年連続のチャンピオンも率いた。代表チームを一緒に引き受けるのはきつくないかという質問に、ウィ監督は、「そんなことは考えたことがない。来年も代表チームの司令塔をさせてもらえるかどうかわからないが、監督として五輪に出場するのは、バスケットボール人生の中での最高の夢だ」と語った。

FIBAランキング12位の韓国は、29日は日本(15位)、31日は中国(8位)と対戦する。その後対戦するタイや台湾、インドには客観的戦力で優位を占めており、優勝候補たちと競う前半の二試合が重要だ。ウィ監督は、「中国はお茶の間という強みがあり、日本には、米女子プロバスケットボール(WNBA)でよい活躍を見せている渡嘉敷来夢が威力的だ。我々は五輪出場経験のある選手がキム・ジョンウン(28=ハナ外換)一人に過ぎないほど国際経験が足りないが、それが強みにもなりかねない。選手たちが僕に負けないぐらい、五輪に出たがっているからだ。『五輪直行切符』は保証できないが、『死に物狂いで戦う』覚悟で臨みたい」と語った。



why@donga.com