Go to contents

バドミントンの男子シングルスに「20歳の大物」 チョン・ヒョクジン

バドミントンの男子シングルスに「20歳の大物」 チョン・ヒョクジン

Posted July. 23, 2015 07:16,   

한국어

韓国バドミントンの弱点と言われた男子シングルスで、チョン・ヒョクジン(20=東義大学・写真)が新たな希望として浮上した。チョン・ヒョクジンは14日に閉幕した光州(クァンジュ)ユニバーシアード大会で2冠を達成し、一躍スターになった。とくに、同大会の男子シングル決勝では、世界ランキング8位で国内最強のソン・ワンホ(金泉市庁)を制した。チョン・ヒョクジンは先週の台湾オープンでもソン・ワンホを再び下して実力を証明した。

今週、春川(チュンチョン)で開かれている全国夏季種別大会に出場したチョン・ヒョクジンは、「今年に入って国際大会で引き続き上位に入り、自信がついた。昨年、大学入学後に団体戦での優勝がなかったが、今回は必ず頂上に立ちたい」と話した。

今年初めの世界ランキングが188位に過ぎなかったチョン・ヒョクジンは、現在ランキングを88位に上げている。約6ヵ月で100も順位を上げる猛烈な勢いだ。上半期にタイ、マレーシア、日本での国際大会で3位、2位、1位の成績を出したお陰だ。

小学校2年生のときバドミントン同好会のメンバーだった父の影響でラケットを握ったチョン・ヒョクジンは、蔚山(ウルサン)市にある文殊(ウルサン・ムンス)高校3年生だった2013年に初めて韓国代表に選出された。昨年の仁川(インチョン)アジア大会団体戦で金メダルを獲得したのに続き、今回のユニバーシアード大会でも金メダル2つを取り、20歳で体育年金までもらえるようになった。

チョン・ヒョクジンは、「同僚や先輩たちから、羨ましそうに『ご馳走させろ』と言われている」と言って笑った。ネット越しに絶妙に落とすヘアピンが得意のチョン・ヒョクジンは、1日6時間を越える練習で弱点の体力とフットワークの強化を心がけている。チョン・ヒョクジンは「早く世界トップ10に入りたい。そうすればオリンピックのような大きな大会にも出れるから」と話した。

イ・ドクチュン代表監督は、「イ・ヒョンイル、ソン・ワンホの後を継ぐ代表走者だ。賢い頭脳プレーが強みだ」と褒め称えた。



kjs0123@donga.com