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梁煕英がメジャー初優勝に王手、きょう全米女子オープン最終日

梁煕英がメジャー初優勝に王手、きょう全米女子オープン最終日

Posted July. 13, 2015 07:21,   

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豪州でゴルフ留学をしていた時、「南半球のパク・セリ」と呼ばれた梁煕英(26・写真)は2009年の米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー進出以降、昨年までたったの1勝に止まり、不調が続いた。2013年、KB金融グループとの契約が終わった後は、メインスポンサーがつかず、今も何の文字も入っていないキャップをかぶって大会に出場している。悔しい思いをバネに、さらに磨きをかけ、今シーズンLPGAツアーで1勝を追加した梁煕英が自己初のメジャータイトルに王手をかけた。

梁煕英は12日、米国ペンシルベニア州ランカスターCC(パー70・6289ヤード)で行われた全米女子オープン3日目で、1アンダーを記録し3日連続アンダーパーで回り、通算8アンダー202の暫定単独首位を保った。前日に4連続バーディー記録し、首位に躍り出た梁煕英は、3打差の2位タイで同じ組で回ったステイシー・ルイス(米国)と接戦を繰り広げた。9番まで、ルイスと同じ3バーディー・2ボーギーを記録した梁煕英は、13番でバーディーを奪い、2位との差をさらに広げると見られた。だが、ルイスがバーディーを奪った14番で、ボギーを叩き、梁煕英は再び追われる立場に置かれた。幸い、ルイスが17番でボギーを叩き、3打差の首位を維持した。

最終日には、ルイスと同じ組で優勝を争うことになった梁煕英は、「最終日も練習した通りに軽い気持ちで試合に臨みたい」と話した。ルイスは、「良いショットで梁煕英にプレッシャーをかけたが、動じることなく巻き返してきた」と言った。梁煕英とルイスは、今年3月のホンダLPGAタイランドでも優勝を争ったが、梁煕英が優勝し、ルイスが準優勝した。世界ランキング3位のルイスは、続いて開かれたファウンダーズカップでもキム・ヒョジュ(20=ロッテ)とバーディーを交わす大接戦の末、2位で大会を終えた。

一方、田仁智(チョン・インジ=22・ハイト真露)は4アンダー206で3位、チェ・ウンジョン(25=ボルビック)、朴仁妃(パク・インビ=27・KB金融)、イ・ミヒャン(22=ボルビック)は2アンダー208で5位タイでラウンドを終えた。チェ・ウンジョンは、この日の前半までボギーなしに6バーディーで全米オープン9ホール最少打記録を更新した。先週、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーで優勝し、勢いに乗っていたキム・ヒョジュはプロデビュー後初めて脱落の苦杯を飲んだ。



trigger@donga.com