
英ロイヤルバレエ団のただ一人の韓国人バレリーナの崔由姫(チェ・ユヒ)氏(30)が5年ぶりに祖国の舞台に立つ。
10日から二日間、ソウル大学路(テハクロ)のアルコ芸術劇場大劇場で行われる「第12回韓国を輝かせた海外舞踊スター招待公演」の舞台にだ。
崔氏は、フランス・パリオペラバレエ団、米アメリカンバレエシアターと共に、世界3大バレエ団と言われているロイヤルバレエ団で、ファーストソロイストとして活動している。ファーストソロイストとは、首席ダンサーのすぐ下の等級であり、崔氏は、「ラ・バヤデール」や「眠れる森の美女」など、主要作品で主役を演じ、確実にキャリアを積んできた。
8日、ソウル中区退溪路(チュング・テゲロ)に位置している「韓国の家」で会った崔氏は、「2010年、国立バレエ団の白鳥の湖の公演でオデット役で招待を受けて舞台に立ってから、5年ぶりに祖国で公演することになり、大変楽しみにしている」と言い、「ロイヤルバレエ団はあまりにもスケジュールがきついことで有名であり、これまで韓国の舞台に立つチャンスがなく、残念だった」と話した。日本福岡生まれの崔氏は、朝鮮総連系在日韓国人。12年前、北朝鮮から韓国に国籍を変えた。
崔氏は、韓国公演にロイヤルバレエ団首席ダンサーのバレリーノ・ニヘミア・キシと同行した。崔氏は、キシと一緒に、「シンデレラ」(フレデリック・アシュトン振り付け)や「アスフォデル・メド−ズ」(リアム・スカーレット振付)をエキシビションの形で披露する。
彼女は、「キシは、ロイヤルバレエ団でシンデレラや不思議な国のアリス、ラ・バヤデールなど複数の作品のパートナーとして頻繁に呼吸を合わせてきた」とし、「韓国公演の招待を受け、真っ先にパートナーとして彼が思い浮かんだ」と話した。
ロイヤルバレエ団の複数の演目のうち、「シンデレラ」や「アスフォデル・メドーズ」を選んだ理由は何だろうか。「シンデレラは2010年に全幕作品の主演デビューという私の夢を実現させてくれた作品ですね。個人的にも一番好きな作品です。英国騎士爵位を受けたフレデリック・アシュトン卿が振付をしたが、女性らしさが溢れています。シンデレラが宮殿で王子と一緒に美しいパドゥドゥ(2人の踊り)を踊るシーンをお見せします。アスフォデル・メドーズは世界的に嘱望される振付師のリアム・スカーレットの作品ということで、韓国のお客様をご紹介したいと思いました」
今回の公演には、崔氏のほか、フィンランド国立バレエ団首席ダンサーのハ・ウンジ、ドイツ・ハーゲンバレエ団のヤン・ウンジ、米オーランドバレエシアターのウォン・ジンホ、米シダーレイクコンテンポラリーバレエ団のウォン・ジンヨンなども舞台に立つ。入場料は3万〜10万ウォン、お問い合わせは02−3674−2210まで。






