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法務長官に金賢雄高検長内定、地域意識と序列破壊

法務長官に金賢雄高検長内定、地域意識と序列破壊

Posted June. 22, 2015 07:13,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は空席の法務部長官候補に金賢雄(キム・ヒョンウン)ソウル高等検察庁検事長(56・写真)を内定した。現職高検長が長官に抜擢されるのは金泳三(キム・ヨンサム)政権下の1997年の金鍾求(キム・ジョング)元長官以来で18年ぶりとなる。金賢雄氏は、黄教安(ファン・ギョアン)首相が法務部長官在職中に次官として1年2ヵ月を務めた。

全羅南道高興(チョルラナムド・コフン)出身の金氏の抜擢は、不偏不党人事と言える。金鎮太(キム・ジンテ)検察総長をはじめ最高検次長やソウル中央地検長など検察の主要ポストに慶尚道(キョンサンド)出身が布陣していることから地域を意識した人事と言える。金氏が国会の人事聴聞会を経て正式に任命されれば、現内閣で李基権(イ・ギグォン)雇用労働部長官(全羅南道咸平)に続いて二人目の全羅道出身となる。金氏の父親は判事出身のキム・ス元国会議員で、1979年に無所属で当選した後、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の民主共和党に入党した縁もある。

司法研修院16期の金氏は、金検察総長(同14期)より2期下の後輩だ。序列破壊が検察内部人事にどんな影響を与えるか注目される。



egija@donga.com