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米国の公民権運動家、10年間アフリカ系を名乗る

米国の公民権運動家、10年間アフリカ系を名乗る

Posted June. 15, 2015 07:06,   

アフリカ系米国人の公民権のために活動してきた公民権運動家が、長い間アフリカ系になりすましていたことが明らかになり、米国社会に衝撃を与えた。CNNは12日、「全米黒人地位向上協会」(NAACP)ワシントン州スポーケンの支部長を務めるレイチェル・ドレザル氏(37)が白人であることが明らかになった。黒人のように見える彼女の容貌は作られたものだ」と報じた。

米北西部のアフリカ系社会の中心的存在だったドレザル氏の容貌は、誰か見てもアフリカ系に見える。今年初め、フェイスブックに「父親」と主張するアフリカ系の中年男性と撮った写真も掲載した。地域警察オンブズマン委員会の女性委員長を務め、提出した履歴書にも自分を「アフリカ系」としていた。

ドレザル氏が白人ということは、連絡が途絶えていた両親が最近、娘の正体を暴露して明るみになった。ドレザル氏の両親は11日、ドレザル氏の幼少期の写真を公開し、「娘は欧州血統の白人だ。私たちが彼女の生物学的両親だ」と主張した。養子である彼女の妹のエズラ・ドレザル氏も13日、CNNとのインタビューで、「3年前に姉が自分の正体を言わないでほしいと頼んできた」と述べた。

ドレザル氏がアフリカ系だと名乗り出したのは2006〜2007年頃。弟のアイザイア・ドレザル氏は、「姉は『白人はみな人種差別主義者』と考えるようになり、その後、自分をアフリカ系と考えているようだった。2011年から容貌を完全にアフリカ系に変えた」と話した。両親は人種に対する過度な関心がこのような結果を生んだと見ている。父親のローレンス・ドレザル氏は、「アフリカ系の学生が多いハワード大学に編入した2007年からアフリカ系社会とその文化に深くはまったようだ」と話した。

一部では、養子であるアフリカ系の妹の1人が両親の肉体的虐待などを理由に隔離を申請したことで、ドレザル氏が後見人になるためにアフリカ系のふりをしたと見ている。ドレザル氏は12日、地元のテレビ番組で、「あなたの父親はアフリカ系なのか」と問われ、「何の意味かわからない」と即答を避けた。



snow@donga.com