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海軍艦艇の命名法、駆逐艦は大王の名

Posted May. 09, 2015 07:21,   

海軍創設以来、初めて女性の名前がついた潜水艦(柳寛順鑑・1800トン)が最近、進水された。多少遅ればせの感はあるが、保守的な海軍艦艇の命名方法と基準のためでもある。

1945年の海軍創設後、最初の海軍艦艇は、1946年10月に海防兵団(海軍の前身)が米国海軍から購入した上陸艇2隻に首都の名前をつけた「ソウル艇」だった。

その後、導入された艦艇の種類と規模、任務によって、都市や山、川、湾、海戦の名前がつけられた。人物の名前がついたのは1990年代から。韓国型駆逐艦や潜水艦などに国家安保と祖国の独立、海軍の発展に大きな功績のある人物の名前がつけられた。

海軍の代表戦力である駆逐艦には、世宗大王や広開土大王、忠武公・李舜臣(イ・スンシン)など歴史的英雄として称えられる王や外国の侵略を退けた将軍、護国人物の名前がつけられた。しかし、民族間の戦闘で勝利した将軍の名前は除かれる。三国を統一した金ユン信(キム・ユシン)将軍を艦名に使わない理由だ。

潜水艦には、海軍創設の立役者である孫元一(ソン・ウォンイル)提督をはじめ、金佐鎮(キム・ジャジン)、尹奉吉(ユン・ボンギル)、安重根(アン・ジュングン)など日本植民地支配に抵抗した独立活動家の名前がつけられている。上陸艦には、領海から最も遠くにある島や知名度が高い峰の名前が使われる。独島艦(1万4000トン)と孤隼峰艦(4200トン)などだ。また、護衛艦には市・道や道庁所在地、哨戒艦には市単位級の中小都市の地名(蔚山艦、ソウル艦、水原艦、天安艦など)が使われている。

最も小さな戦闘艦艇の高速艇には、海軍艦艇のうち唯一「チャムスリ」という新しい名前が使われている。さらに、誘導弾高速艦には、2002年の第2延坪(ヨンピョン)海戦の時、北朝鮮警備艇との交戦で殉死したユン・ヨンハ少佐など6人の戦死者の名前が命名された。

「同名異人」の艦艇もある。209級(1200トン)潜水艦の李舜臣艦と韓国型駆逐艦の忠武公・李舜臣艦は、壬辰倭乱の時、共に外敵を退けた同名異人の名前だ。

米海軍の艦艇の名前は、大統領など有名な政治家や将軍の名前、激戦地の名前を活用する。ジョージ・W・ブッシュ元大統領(43代)の父親であるジョージ・ブッシュ元大統領(41代)の名前を取った空母と、韓国戦争当時、米海兵第1師団と中国共産軍が血戦を繰り広げた「長津湖(チャンジンホ)戦闘」から取ったチョーシン艦という巡洋艦がその例だ。「チョーシン(Chosin)」とは、咸鏡南道(ハムギョンナムド)長津の日本語の発音を英語にしたものだ。