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3ランの秋信守、復活の秘訣は「ボールの3時半の位置を打つ」ゴルフの金言

3ランの秋信守、復活の秘訣は「ボールの3時半の位置を打つ」ゴルフの金言

Posted May. 08, 2015 07:18,   

「ボールの3時半の位置を打て」

スライスで苦労している週末ゴルファーなら、一度は聞いたことのあるはずの金言だ。スランプに陥った「チューチュートレイン」秋信守(チュ・シンス=33・テキサス)が蘇った秘訣も大きく変わらない。左打者の秋信守は、打つポイントが「8時半」であることが違うだけだ。「インアウト(インサイドアウト)スイング」技法だ。

秋信守は7日(韓国時間)、敵地で行われたヒューストン戦で、チームが2−0でリードした2回に左越えに2ラン本塁打(今季3号)を放った。5月の6試合で安打7本を打ったが、本塁打2本と二塁打5本でいずれも長打だった。このうち5本がレフトもしくはセンター方面に飛んだ。コースに関係なく強い打球を飛ばしていることを物語る。お陰で、5月の記録だけを見るとOPS(出塁率+長打力)は.978でリーグトップクラスの面目を取り戻した。

先月、秋信守は打球にパワーを伝えることができなかった。外野に飛ぶボールが殆どなかった。問題は左肘。秋信守は、右腕を伸ばした状態で左肘が体をかすめる感じでバットを振るインアウトスイングに長けた打者だった。こういうスイングをできてこそ、体で作った回転力をバッティングに活かすことができ、ボールに強いパワーを伝えることができる。

だが秋信守は、昨年、左肘の骨の欠片を取り除く手術を受けてから、アウトスイングでボールを打つ割合が増えた。打撃コーチたちは、よく「バットが回って来る」と指摘するフォームだ。痛みはなくなったがケガの後遺症は付きまとったのだ。

SBSスポーツ解説委員のイ・ジョンヨル氏は「ケガから完全に回復した後も以前の打撃フォームをすぐ取り戻せない例を良く見かける。リハビリ期間に痛みを覚える部位を避けて力を使う癖ができたかもしれないし、ケガした部位を保護したい本能から微妙にフォームが変わるケースもある」と説明した。

大リーグの最後の4割打者、テッド・ウィリアムズ氏(1918〜2002)は、著書「バッティングの科学(The Science of Hitting)」で、「インアウトスイングは打者たちには万病約(panacea)」と書いた。とくに長打を狙ってがむしゃらに引っ張る打者には、このスイングは効果が大きいとアドバイスした。実際、ウィリアムズ氏は極端に偏った打撃スタイルのため、相手チームに守備シフトを考えさせた人物だった。経験を踏まえた助言だったのだ。なので、週末ゴルファーの皆さんも、遠くまで、的確に飛ばしたいのなら「ボールの3時半のポイントを打つ」ことを頭に叩き込んで置きましょう。



kini@donga.com