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朴大統領の成氏事件メッセージに野党が「真剣さ欠いた代読謝罪」と反発

朴大統領の成氏事件メッセージに野党が「真剣さ欠いた代読謝罪」と反発

Posted April. 29, 2015 07:22,   

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「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」事件を受けて28日に朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が発したメッセージに対し、野党新政治民主連合は「真剣さを欠いた代読謝罪だ」と非難した。与党セヌリ党は、公式には「適切」と評価したものの、一部では「不十分」という反応も出ている。

新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表は同日、緊急記者会見を行った。文代表は、朴大統領の国民向けメッセージに対して、「曖昧に遺憾を表明するのではなく、明確に謝罪しなければならない」とし、「自身(朴大統領)も関連する巨大不正事件であるにもかかわらず、公正な捜査を保障する措置について何ら言及しなかった」と指摘した。

朴大統領が「成氏に対する相次ぐ恩赦は、国民も納得できない」と指摘したことに対して、文代表は、「事件の本質を隠し、政争を煽るような態度だったことも実に遺憾だ」と述べた。「次期政権に配慮した退任大統領の恩赦が適切であったかどうかを問うことが、この事件と何の関係があるのか」と付け加えた。

また文代表は、「朴槿恵政権は、国民の批判を受ける過ちを犯す度に、いつも曖昧にして局面を変えていった」とし、「国民は朴大統領を選ぶ時、信頼ある政治家だと考えたが、今は嘘つきだと考えている」と非難した。

禹潤根(ウ・ユングン)院内代表も、「自分の責任については言及せず、人のせいにだけした」と指摘し、朱昇鎔(チュ・スンヨン)最高委員は、「兵風(ビョンプン)問題」事件にあてこすり、「世間では、大統領の臥病メッセージに対して『新病風(ビョンプン)』と見ている」と皮肉った。

セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表は、「国民に心配をかけ、遺憾に思うという発言は、大統領として適切だ」とし、「不正・腐敗を撲滅し、新しい政治改革が必要と言うことも適切だ」と評価した。「大統領自身が本体」という文代表の発言には、「再・補欠選挙で4対0で敗れることが怖くて、少し自分を見失っているようだ」と主張した。

同党の劉承旼(ユ・スンミン)院内代表は、「大統領は当然のことを言った」としながらも、「内容と形式の面いずれにおいても満足か」という質問には、「これ以上話すことはない」とだけ述べた。与党関係者は、「再・補選を控え、大統領が特赦問題に言及し、野党に攻撃の口実を与えた」と分析した。



will71@donga.com。E