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「点滴歴訪」の朴大統領、27日に重い帰国の途

「点滴歴訪」の朴大統領、27日に重い帰国の途

Posted April. 27, 2015 07:19,   

「朴槿恵(パク・クンへ)大統領は扁桃腺がはれ上がり、腹痛に熱まで上がったので、毎日注射や点滴を打ってもらいながら(歴訪日程を)こなす強行軍をしました」。

大統領府の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官は25日午前(現地時間)、南米歴訪最後の訪問地のブラジルのサンパウロで記者らの前で異例に大統領の健康状態を公開した。朴大統領が帰国後に取り組まなければならない課題がそれほど多いことを意味している。

閔報道官は、「朴大統領は18日のコロンピア同胞懇談会当時、随行員たちに、『(首都・ボゴタの地帯が高くて生じる)高山病を感じないので幸いだと思っていたが、それが首に来るような気がする』と語った」というエピソードを伝えた。

朴大統領は16日の出国前日もほとんど眠れなかったという。出国日が旅客船セウォル号惨事1周年の日であり、セウォル号の日程をどうこなすべきかについて最後まで苦心した。さらに、「成完鍾(ソン・ワンジョン)ゲート」に巻き込まれた李完九(イ・ワング)首相の退陣要求まで殺到すると、出国直前に、与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表と単独面談をして空気を一変させようと試みた。

にもかかわらず、李首相の二枚舌を巡る議論が高まり、「大統領の歴訪中の辞意表明」という最悪状況に見舞われた。朴大統領は27日の帰国直後、李首相の辞表受理と共に国民の目線に合う後任の首相候補指名という難題を解決しなければならない。成完鍾ゲートと関連して特別検事制の導入や李丙鏻(イ・ビョンギ)大統領秘書室長の退陣要求など、野党の波状攻勢にも立ち向かわなければならない。民心の風向計となる4.29再選補欠選挙の結果も、国政運営に少なからぬ影響を及ぼすものと見られる。公務員年金改革など、改革課題の成果を出さなければならない負担もある。

朴大統領は今週水曜日までに特別なスケジュールがない。休憩を取りながら、健康に気をつけるというのが上辺の理由だ。直ちに閣僚会議や大統領首席秘書官会議もない。結局、4.29再選補欠選挙の結果が出てくるまで、政治的論争とは距離を置くという意味だ。朴大統領は当面、成完鍾ゲートの捜査などを見極めながら、後任首相選びに集中するものと見られる。政権3年目の最大危機を、真っ向から突破するかどうかが、後任首相人選にかかっているからだ。

一方、朴大統領は25日、今回歴訪の最後日程として、サンパウロのとあるホテルでファッションショーとKポップ公演をと結合した「Fashion(ファション)&Passion(情熱)」という名の行事に出席した。

これに先立て行われた同胞懇談会には、1975年、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の招待で大統領府を訪れたブラジル移民1世代のシン・ヘジャ氏が出席した。当時、ファーストレディーの役割を果たした朴大統領は、母親の陸英修(ユク・ヨンス)婦人が最も大事にしていた黄色いチマチョゴリのサイズを調整して着て出席し、「『富強な国を作る』という当時の父親の約束を果たすことができて嬉しい」と語った。シン氏は、「わが国が世界を揺さぶるほどまでに発展するとは想像すらできなかったが、本当に素晴らしい韓国だ」と答えた。

安鍾範(アン・ジョンボム)大統領経済首席秘書官は、南米歴訪の最大成果として、△現地の最大手流通企業各社との電子商取引契約の締結、△遠隔医療市場(12兆ウォン)への本格進出などを取り上げた。



egija@donga.com