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与党代表、「公務員年金改革にたて突く振る舞い」とソウル市長の発言を非難

与党代表、「公務員年金改革にたて突く振る舞い」とソウル市長の発言を非難

Posted February. 27, 2015 07:20,   

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与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が、公務員年金改革に対して慎重な態度を要求した朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長を批判した。国会に年金改革特別委と大妥協機構が昨年末に設置されて以降も遅々として進まない公務員年金改革の議論に拍車をかけるための発言とみえる。

金代表は26日、最高委員会議で、「公務員が薄給でも期待する唯一の希望が年金だ」というメディアとのインタビューでの朴市長の発言に対して、「年金改革にたて突く発言だ。国家と社会への使命感で公務員になろうと考える多くの人々の自尊心を傷つける振る舞いだ」と指摘した。さらに、「朴市長は『年金改革も必要なら期間を遅らせることができるだろう』と言ったが、そうなれば過去のように改革が弥縫策に転落する恐れがある。慎重さに欠けた不適切な発言だ」と非難した。

金栄宇(キム・ヨンウ)首席報道担当も定例会見で、「朴市長が事実上、年金改革にブレーキをかけた。大統領選挙を意識したポピュリズム発言ではないか問わなければならない」と攻撃した。

朴市長も直ちに反撃した。朴市長は、ソウル市の金仁迵(キム・インチョル)報道担当を通じて、「年金改革の時期を反対したわけでもなく、特に(賛成か反対か)考えを表明したわけでもない」と主張した。

同日、国会年金改革特委と大妥協機構が主催した公聴会で、韓国保健社会研究院のユン・ソクミョン研究委員は、「これまで広報されたことと違って、2009年の公務員年金改革の後も10年以上在職した公務員の年金の額は削減されていない」と主張した。当時、公務員年金制度発展委員会は、「20年在職者は6%、10年在職者は8%削減する」と明らかにした。