Go to contents

昨年のヒロポンの密輸摘発、過去10年間で最大規模

昨年のヒロポンの密輸摘発、過去10年間で最大規模

Posted February. 06, 2015 07:04,   

한국어

代表的な麻薬の一つである「メタンフェタミン(ヒロポン)」の昨年の密輸摘発が、過去10年間で最大規模になったことがわかった。

関税庁が5日まとめた「2014年の麻薬類の密輸取締動向」によると、昨年のヒロポンの摘発量は50.8キロで前年比68.2%増となった。

これは04年以来最大規模で、168万人が同時に投与できる量だ。麻薬類の全体摘発量は71.7キロ(308件)で、時価1500億ウォンに上る。ヒロポンの他、脱法ハーブなどの新種の麻薬(17.3キロ)の摘発も目立った。

関税庁は、昨年国際犯罪組織が関わる大型密輸が増加したと明らかにした。密輸組織が関わった1キロ以上の大型ヒロポン密輸は計8件(47.8キロ)で、全体押収量の94%に上った。また13年に1人だった10代の麻薬密輸事犯が昨年は10人に増えるなど、青少年が海外インターネットサイトで好奇心から麻薬を購入するケースも急増していることが浮き彫りになった。

関税庁の関係者は、「国際郵便・速達を利用した新種麻薬の密輸を阻止し、海外通販で麻薬を購入する者は徹底的に追及する」と述べた。さらに関税庁は、釜山(プサン)・金海(キムヘ)空港に麻薬専担組織の新設を進めるなど、地方の麻薬取り締まり体制も持続的に強化していく計画だ。