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2週間も回答しない北朝鮮、統一部報道官が「対話に応じるべきだ」と再三促す

2週間も回答しない北朝鮮、統一部報道官が「対話に応じるべきだ」と再三促す

Posted January. 15, 2015 07:11,   

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北朝鮮は14日、米国を「北南(南北)関係の改善を妨げる意地悪な邪魔者だ」と批判した。

北朝鮮労働党の機関紙労働新聞は、ソニーピクチャーズに対するサイバー攻撃事件を受けた米国の北朝鮮への制裁措置について、「米国は朝鮮半島情勢が緩和の兆しを見せるたびに、意図的に対決や戦争脅威の空気を高めてきた」としたうえで、このように主張した。さらに、韓国に対しては、「同民族同士が敵対し、対決すれば、損をするのは我が民族しかない。力を合わせて米国の干渉に立ち向かうべきだ」と強弁した。

しかし、北朝鮮は南北対話の要求には応じていない。金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記は1日の新年の辞で、「南北間最高位会談などできないことでもない」と明らかにしてから2週間が経っている。

統一部の林丙哲(イム・ビョンチョル)報道官は14日の定例ブリーフィングで、「北朝鮮が早急に対話の場に出てくることを呼びかける」とし、「後続措置の計画はない。北朝鮮の出方を待ちたい」と述べた。林報道官は、「北朝鮮に向けチラシを飛ばそうとする団体に、政府が複数のチャンネルで自粛を要請している」と明らかにした。

政府関係者は、「北朝鮮は、北朝鮮向けチラシの散布や韓米合同軍事演習の中止など、対話の条件を巡る韓国政府の出方を計算しているはずだ」とし、「パク・サンハク自由北朝鮮運動連合代表が、『ザ・インタビュー』のDVD散布を予告した20日がヤマ場だ」と分析した。