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年末のカレンダー販売合戦、勝利するのは?

年末のカレンダー販売合戦、勝利するのは?

Posted December. 26, 2014 07:42,   

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「ソン・イルグクさんのことは好きですが、それでもなぜよそ(?)の子をそこまでかわいがっているのか理解できません。とにかく、妻が絶対買ってほしいとうるさいので、2つ注文しました」(オンライン・ショッピングモールの商品のお問い合わせコーナー)

KBS2バラエティー番組「スーパーマンが帰ってきた」に出演中の俳優ソン・イルグクの三つ子の息子のカレンダーが大人気を呼んでいる。オンライン・ショッピングモールの「オークション」は、「23日午後9時から予約販売を開始した三つ子カレンダーの販売量は、25日午前で13万部を突破した」と明らかにした。約10ヵ所のオンライン・ショッピングモールで予約注文を受け付けており、全体販売部数は数十万部に上るものと見られる。お問い合わせコーナーには、「三つ子を近くで見られるので楽しみです」という感想から、「今注文を完了しましたが、いつ配送されますか」という催促まで、様々な書き込みが載せられている。1部当り5500ウォンの同カレンダーは、父親のソン・イルグクが直接写真を撮影し、販売収益金は寄付する予定だ。

このようにテレビ番組と連携したカレンダー製作の元祖は、MBC「無限挑戦」だ。07年から、寄付を目的とするカレンダーを、毎年の年末に製作・販売している。視聴者が直接撮った写真を載せたり、メンバーのチョン・ジュンハの自筆で飾ったりするなど、様々な工夫で人気を集めた。これまでの寄付額は30億ウォンに迫るという。

しかし、番組10周年を迎える15年のカレンダーは、三つ子カレンダーに比べれば、多少落ち着いた雰囲気となっている。カレンダーは「無限挑戦」ならではの斬新なアイデアの代わりに、撮影現場の写真だけで構成された。先月27日に予約販売が開始されたが、販売サイトの「Gマーケット」は「正確な販売部数はMBCのマーケティング情報であるため、公開できない」と述べた。

今年、メンバーのキルとノ・ホンチョルが飲酒運転により相次いで番組を降板し、2人の写真をカレンダーに載せるかどうかを巡って議論が起きる場面もあった。結局、表紙には2人を除く5人のメンバーの写真だけを載せ、中身には2人の写真も入れる「折衷案」を選んだ。MBC側は「1年間の良いこと、悪いことを全部記録するのが、カレンダーの本来の趣旨に合致すると判断した。ただ、2人の比重は大幅に減らした」と説明した。