「欧州最強」を争う2014〜2015シーズンの欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦の組み合わせが決定した後に出た「マジシャン」リオネル・メッシ(バルセロナ)の挑発的発言が注目を集めた。
15日、スイス・ニヨンのUEFA本部で行われた組み合わせ抽選の結果、スペインの巨艦バルセロナはイングランドのスター軍団、マンチェスター・シティ(マンC)と対戦することが決まった。この結果を受けて、メッシはフェイスブックに「友人のアグエロと会えるのは嬉しい。アグエロ彼にはFIFA(TVゲーム)ではいつも僕が勝っている」と書き、マンCのセルヒオ・アグエロに挑発した。
メッシがスペインリーグの看板スターなら、アグエロはプレミアリーグの代表的な点取り屋だ。アグエロは15試合で14得点を挙げ、プレミアリーグ得点ランキング1位を独走している。今シーズンの欧州CLでは16日現在、メッシが8得点、アグエロが5得点をマークし、それぞれ得点ランキング2位と3位だ。メッシは欧州CLで通算75得点を記録し、歴代最多得点記録を更新し続けている。
二人は、いずれもアルゼンチン代表としても活躍している。メッシの発言は、互いに励ましあいながら競争したい気持ちの表れでもある。メッシは、「グラウンドでは何が起きるか分からない」とも書き加えた。
バルセロナとマンCは、今シーズンに連続して欧州CL決勝T1回戦で激突することになった。バルセロナは昨シーズンにも決勝T1回戦でマンCと対戦し2戦合計4−1で勝った。
一方、孫興民(ソン・フンミン)が所属するレバークーゼン(ドイツ)は、昨シーズン欧州CL準優勝チームのアトレティコ・マドリード(スペイン)と対戦する。欧州CLで3得点をマークしている孫興民とマリオ・マンジュキッチ(クロアチア)との対決に注目が集まる。昨シーズン優勝チームのレアル・マドリード(スペイン)はドイツの強豪シャルケ04と対戦する。