米国の代表的な親韓政治家のエド・ロイス連邦下院外交委員長(共和党・カリフォルニア)は6日、独島(ドクト、日本名・竹島)の表記について、「正しい名称は独島(The proper name is Dokdo island)」と明らかにした。先月の中間選挙で勝利し、来年から2年間開かれる第114代議会でも下院外交委員長を務めることになったロイス氏は、ワシントンの議事堂での連合ニュースとのインタビューで、「独島問題は歴史的観点で見なければならない」としてこのように述べた。
米国の有力政治家が独島の領有権が韓国にあることを確認し、独島名称問題で韓国政府を支持したのだ。米連邦政府は、地名委員会(BGN)の方針によって独島を「リアンクル岩礁(Liancourt Rocks)」と表記する慣例を維持している。日本のロビーによって一部の機関は、「独島」と「竹島」を併記している。
ロイス氏は、「BGNが日本側のロビーによって、米国の地図の独島の名称を変える決定を下した事実が2008年に明るみになった時、日本による韓国併合と独島に関する歴史的事実を知ることになった」とし、「私たちは過去にどのようなことが起きたのか理解しなければならない」と強調した。BGNは2008年7月、独島を韓国領から「主権未指定」に変え、ブッシュ前大統領の指示で原状回復させた。
またロイス氏は、日本が軍隊の慰安婦動員に強制性がなかったと主張していることについて、「慰安婦の動員が強圧によってなされ、慰安婦が性的奴隷(sex slaves)として暮らしたという歴史的記録は明白だ」とし、「日本は弁解の余地がない」と批判した。ロイス氏は、今年1月の東亜(トンア)日報とのインタビューでも、日本の歴史否定を強く非難した。






