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「1ヵ月間は登板できぬ」 柳賢振の復帰遅れる模様

「1ヵ月間は登板できぬ」 柳賢振の復帰遅れる模様

Posted August. 19, 2014 03:43,   

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「1ヵ月はマウンドに立てない」

ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=写真)の復帰にかなりの時間がかかりそうだ。米カリフォルニア州にあるロマリンダ大学のスポーツ専門医のハサン・サイエド博士は17日(韓国時間)、ミルウォーキー対ドジャース戦が終わった後に行ったKLACラジオのポストゲームショーで、最近故障者リストに登録されたドジャース選手たちの負傷状態について詳しく説明した。

サイエド博士は、「柳賢振のお尻の筋肉の捻挫は、野球選手には極めて珍しい症状だ。この負傷は、回復までに長い時間がかかる。復帰するには4週から6週程度はかかる」と話した。

柳賢振は16日、記者に対して「もう少し見守らなければならないが、初日よりは状態は良くなっている」と楽観していた。だが、スポーツ専門医は、回復には予想より時間がかかるとの見解を示している。ドン・マッティングリー監督も、負傷の軽重よりは負傷部位に首をかしげている。野球選手に良く見られる負傷でないからだ。回復も簡単に予想できないことを意味する。

4週から6週程度の診断は、復帰がシーズン終盤になることを意味する。首位固めに突入しなければならない状況下で、チームだけでなく柳賢振自身にも大きなダメージだ。ただでさえドジャース(70勝56敗)は18日、本拠地で今季初めて3連敗を喫した。ナショナルリーグ・中部地区首位のミルウォーキー(70勝55敗)に2−7で負け、勝率1位の座も明け渡した。負傷のタイミングが悪過ぎる。

サイエド博士は、柳賢振の復帰時期について「リーグ中の復帰は可能だ。プレーオフでの投球もできる」と話した。柳賢振としては、勝利数を稼ぐことは望めなくなったのは当然で、規定投球回数を満たすことができるのかも微妙になった。柳賢振は現在137.1イニングを投げているが、規定投球回数は全試合数に1を掛けた162イニングだ。

柳賢振は、昨年から今まで53試合に先発登板し、通算27勝14敗を記録し、勢いに乗っていた。ところが思いがけないのお尻の負傷という暗礁に乗り上げた。この難関をどう乗り越えるのか、気になる。