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朴映宣院内代表、新政治連合の非常対策委員長に選出

朴映宣院内代表、新政治連合の非常対策委員長に選出

Posted August. 05, 2014 04:37,   

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野党新政治民主連合の朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表が4日、7・30再補欠選敗北の党の収拾に責任を負う非常対策委員長に選出された。新政治連合は議員総会で、非常対策委の構成や非常対策委員長の人選問題を協議し、全員一致で朴院内代表を推戴した。

非常対策委体制は、来年1月末から3月の間に開かれる全党大会まで続く。朴非常対策委員長が5〜7ヵ月間、事実上、党代表の権限を行使できるということだ。

朴院内代表は、議員総会での挨拶で、「『ろうそくを灯し、一人座って国のことを考えると、思わず涙が零れた』という文禄・慶長の役での李舜臣(イ・スンシン)将軍の心情や、『神が苦しみの中で見せた慈悲と忍耐を信じる』というフランシスコ法王の言葉が浮ぶ」とし、「すべて私たちが耐えて行かなければならない試練の時だ」と述べた。

また、ツイッターに、「雨が降っても行くべき場所がある鳥は空を飛び、雪が積もっても行くべき場所がある鹿は山道を登る」という詩の一節を書いた。党をまとめることに失敗した場合、厳しい責任論が起こる可能性があることから非常対策委員長は「毒杯」にたとえられるが、これを受け入れ、党内外の非難に動揺しないという意志の表現と見える。

しかし、2012年の大統領選敗北後、民主統合党(新政治民主連合の前身)の大統領選挙評価委員長を務めた韓相震(ハン・サンジン)ソウル大学名誉教授は同日、「朴院内代表のような方が非常対策委を率いては展望がない」と指摘した。

韓教授はあるラジオ番組に出演し、「過去を清算するには、2012年の総選挙に責任がある人々は非常対策委から排除されなければならない」と強調した。

そして、「大統領選挙評価委員長を務め、当時朴議員と30分間話しをしたが、大きな衝撃を受けた」とし、「(朴議員は)責任問題について『責任を負うことはない。最善を尽くした』と述べ、頑なだった。私に征服軍のように行動するのかと30分間攻撃した」と主張した。