ライフル達人のハン・ジンソプ、「仁川で金メダル６個が目標」

韓国男子ライフルの花形のハン・ジンソプ（３３＝ギャラリア）は、いつも射撃のことばかり考えている。趣味も射撃、特技も射撃、休む時すら、射撃について悩むというのが、周りの一様な評価だ。

ハン・ジンソプが、韓国の代表的ライフル選手として浮上したのは、このような情熱に裏付けられているからだ。３０日、慶尚南道昌原（キョンサンナムド・チャンウォン）の総合射撃場で行われた２０１４ハンファ会長杯全国射撃大会・男子一般部５０メートル・ライフル３姿勢。

本選トップ（１１７０点）で決勝に進んだハン・ジンソプは、膝射、伏射撃、立射の３姿勢それぞれ１５発、計４５発で順位を決めるこの種目で、４５４．３点を記録し、４５２．０点を撃ったクォン・ジュンチョル（尙武）を抜き、金メダルを獲得した。ハン・ジンソプは、今大会で、伏射や１０メートルライフルでも、それぞれ銅メダルを追加し、出場した３種目で全て入賞した。

１０年広州アジア大会３冠王のハン・ジンソプは、９月、仁川（インチョン）アジア大会では、目標をさらに高く据えている。かれは、４年前は金メダル４個の目標で、３個を獲得したが、今度は６個を取りたい。今のように、ミス無くやれば、できないこともない」と自信を示した。