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オランド大統領「7年間の同棲は終わった」

オランド大統領「7年間の同棲は終わった」

Posted January. 27, 2014 03:23,   

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「オ・ルヴォワール(Au revoir)、ヴァレリー」

女優との不倫疑惑が報じられたフランスのオランド大統領が、ヴァレリー・トリールヴァイレールさんと同棲を解消した。

オランド大統領は25日、AFP通信との電話インタビューで、「トリールヴァイレールとのパートナーとしての生活を整理したことをお知らせする」と別れを公表した。オランド大統領は、大統領ではなく個人の立場であることを明確にした。

同棲解消の公表は、10日に芸能週刊誌「クローザー」がオランド大統領が女優ジュリー・ガイエさんと交際していることを暴露して約2週間後のことだ。オランド大統領は、2007年に同棲していたセゴレーヌ・ロワイヤル元社会党代表と別れた後、トリールヴァイレールさんと7年間暮らしてきた。

トリールヴァイレールさんも同日午後、これまで生活してきたベルサイユ近隣の大統領の保養所「ランテルヌ」を出たことが分かった。トリールヴァイレールさんはツイッターで、エリゼ宮殿の職員に感謝の気持ちを伝えた。そして、「エリゼ宮殿を去るが、これまでの私に対する献身と心からのいたわりを忘れない」と別れのあいさつをした。

オランド大統領は不倫疑惑報道の後も、トリールヴァイレールさんとの関係を整理できなかった。そのようなオランド大統領が急に決断を下すことになったのは、トリールヴァイレールさんがフランス慈善団体から大統領夫人として招待を受け、27日と28日の2日間、インドで開かれるチャリティイベントに出席すると明らかにしたためだ。トリールヴァイレールさんに毎月2万ユーロ(約2950万ウォン)以上の予算がつけられるうえ、大統領夫人としての海外訪問まで公式発表されたことで、フランス全域で「大統領は早く決断すべきだ」という非難が溢れた。

2人は23日に昼食を共にして別れを決めたと、フランス日刊紙「ル・パリジャン」が報じた。この席で、トリールヴァイレールさんが「大統領夫人」ではなく「一般人」としてインドを訪問し、帰国した後にエリゼ宮殿に戻らないことで合意した。トリールヴァイレールさんは2012年の大統領選挙前にオランド大統領と暮らしていたパリ15区のマンションに戻るものと見える。

オランド大統領は25日、米国の時事週刊誌「タイム」とのインタビューで、「今はプライベートよりもフランスの経済改革に集中したい」という考えを示した。プライベートの問題を整理して低迷する経済の活性化に集中するという意志を表明したのだ。大統領の同棲解消宣言にフランスの与野党も「今や別のテーマを論じることができるようになった」と歓迎した。

しかしメディアの関心は早くも次のファーストレディに移っている。日刊紙「フィガロ」は、「政界は今度『オランドーガイエ』連載小説のページをはやくめくりたいだろう」と報じた。しかし、オランド大統領が最近、「将来、エリゼ宮殿に『ファーストレディ』がいないほうがいい」と述べ、オランド大統領の新しい恋人がすぐに大統領夫人になる可能性は小さいとメディアは伝えた。