延坪(ヨンピョン)島砲撃が今月23日で3年目を迎える中、韓国軍当局は、西海の北方境界線(NLL)と西北島嶼周辺での北朝鮮軍の戦力増強の動きを注視している。20日、韓国軍当局によると、北朝鮮軍は今年初めから西海と東海(トンヘ)の最前線部隊に射程を伸ばした改良型の240ミリ放射砲を配備し、122ミリ放射砲を延坪島と白翎(ペクリョン)島周辺の島嶼部隊に増強配備した。軍当局によると、西海NLLの北側海上では、潜水艇や半潜水艇を動員した対南侵入訓練が平年の2〜3陪に増やしたという。
また北朝鮮は、延坪島を砲撃したとき、韓国軍の反撃で被害を受けた茂(ム)島防御隊など西北島嶼周辺に配置された北朝鮮軍砲兵部隊の陣地の要塞化作業も、最近完了した。韓国軍関係者は、「北朝鮮軍は砲兵部隊の全ての方陣地と兵力の移動用交通壕にコンクリートの蓋をして、いわゆる有蓋化作業を終えたものと把握している」と明らかにした。
最近、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、北朝鮮当局が来年までに休戦ライン周辺の部隊をはじめ、すべての軍事施設に対して茂島防御隊を手本にした要塞化を指示したと報じた。さらに北朝鮮は、NLL近くの苔灘(テタン)と漏川(ヌチョン)の空軍基地に、特殊戦兵力を乗せて低高度での浸透が可能な攻撃ヘリコプター2個大隊を、昨年下半期から配備している状態だ。
北朝鮮軍のさらなる挑発に備えた韓国軍の西北島嶼の戦力増強事業は、ほぼ大詰めを迎えている。2011年6月に西北島嶼防衛司令部を創設して以来、白翎島を守る海兵隊第6旅団と延坪部隊に1200人あまりの兵力を追加で配置した。
3年前は西北島嶼全部で10門しかなかったK−9自走砲も40門あまりに大幅増強しており、130ミリ多連装ロケット砲(九龍)と新型砲兵レーダー、攻撃ヘリコプター「コブラ」なども続々配備された。今年5月には、坑道の中に隠れた北朝鮮軍の海岸砲を精密に攻撃できるスパイクミサイルも実戦配備。西北島嶼上空から北朝鮮軍の動きを監視できる戦術飛行船も、遅くても来年初めまでに導入され、戦力化する予定だ。
西北島嶼の兵力や装備を保護するための要塞化作業は、昨年に第1段階が終り、2015年完成をめどに第2段階作業が進んでいる。韓国軍関係者は、「西北島嶼に対する北朝鮮軍の脅威は、3年前も今も変わっていない」とし、「また挑発する場合、あらゆる手段を総動員し、挑発した原点と支援・指揮部に対しても無慈悲な報復をするための万全の態勢を整えた」と語った。





