Go to contents

韓・印尼、国防協力の黄金期迎える

Posted October. 14, 2013 05:24,   

한국어

「韓国を見習いなさいという義理の父の言葉が心の深いところに残っています」

インドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領(写真)は12日、ジャカルタの大統領宮で朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と別途親交を深める席を設け、個人的な絆を深めた。ユドヨノ大統領の義理の父は、1974年に韓国と国交を樹立した後の4年間、インドネシアの駐韓大使を経験した。ユドヨノ大統領の夫人クリスティアニ・ヘラワティ氏も2年間韓国に滞在しており、韓国語が話せる。ユドヨノ大統領は当時、恋愛中だった夫人に会うため、韓国を何度も訪問したことがある。

朴大統領は同日、ユドヨノ大統領に韓国でのロマンスが幸せだったのかと、そっと尋ねたという。ユドヨノ大統領は、「妻が韓国から数多くの手紙を送ってくれたので、雪岳(ソラク)山や板門店(パンムンジョム)に行ったことがなくても、まるで行ってみたような感じだ。韓国国民のダイナミズムと自立への意志に感動を受けた」と振り返った。

朴大統領は当時、ファーストレディー代行としてユドヨノ大統領夫人の母、スナリティ氏と会ったことを回想しながら会話を盛り上げた。ユドヨノ大統領は年に1度や2度は家族連れで韓国食堂を訪ねるという。大統領の長男は今年に韓国を訪問したこともあるという。

朴大統領は大統領宮庭での植樹のイベントにも参加。これはヘラワティ夫人がユドヨノ大統領に「韓国が朴正煕(パク・チョンヒ)大統領時代から植樹運動をして荒れた山林の緑化に成功した。インドネシアの緑化への取り組みの成功を朴大統領と一緒に願いたい」と提案して実現した。

ユドヨノ大統領は、1998年の通貨危機の際に韓国企業がインドネシアを離れずに残ってくれたことに、何度も重ねて謝意を表明した。韓国大統領府の関係者は、「ユドヨノ大統領の頭の中に韓国は自国の利益だけを考える国ではなく、信義を重んじる信頼できる国として記憶されている」と話した。